週末の始業式に向けてコツコツと仕事を進める。
新学期の一番の大仕事は掃除です。どうしても生徒との大掃除だけでは取り除ききれないゴミは多くあり……。
どこまでやるかはこだわり
新学期の掃除をどこまでやるかは担任としてのこだわりである。だいたい、どの先生もお互い様であるので終業式の段階でしっかりと片付けて教室渡してくれるので苦労することはほとんどない。
ただ、どうしても一年間貯め込んだ汚れは様々にあるので、こだわって細かいところに手を出し始めると切りが無くなってくる。
どうしても学校という場所はほこりっぽい。生徒が生活しているなということを強く感じる。
新学期にどこまで清掃をするかは一種のこだわりみたいなものである。
新しくやってくる生徒たちに気持ちよく使ってほしいという気持ちから、時間の許す限りやるものである。
思えば、自分が高校の時に使っていたロッカーは、ちゃんと記憶に残らないくらいに綺麗であった。一年使ったロッカーが記憶に残らないくらいにしっかりと使える状態で渡されたのは、新学期を迎える前に先生方が準備してくれたのだろう。
学校に行けば、当たり前に自分の場所がある。その当たり前にもらえるだろうと思っていることが上手くいかなかったときのショックはやはり大きいのだろう。
たまに苦戦することも…
ただ、前の学年の担任が雑だと教室が恐ろしい状態で渡される。
下手するとゴミが書棚に詰め込まれている…なんてこともないわけでもない。人によっては「当たり前」の感覚に差は大きいのだなぁ…。