毎日、生成AIと何かしら対話をしているところ。良い使い方が無いかなぁ…ということをかなり考えているところ。
生徒に使わせるということと自分が仕事を簡略化するためということを切り分けて考えているが、学校という条件で使うとなるとちょっとまだ難しいことは多いなと感じながら様々なことを実験中。
そんな中で割と良い感じに行けそうだなと思ったのが、NotebookLMに受験情報を食わせて、自分の欲しい情報を確認するという使い方はかなりよいのでは?ということである。
受験要項を読むのが大変
最近は、入試自体が多様化していることもあって入試の受験要項がめちゃくちゃページ数が多くなって、欲しい情報を探すことが非常に難しくなっている。難しいというよりも単純に手間である。
下手すると受験要項だけで100ページを超える大学もあるので、まともに隅から隅までを読むというのは、一人を指導するならまだしも複数人を同時に指導するという条件では、おそろしく大変の労力がかかる。
最終的な確認は受験生本人にしっかりとやってもらうとしても、何となくどのようなことを言っているかということについては、アタリをつけておきたいのである。
これまでは、もう仕方が無いのでざっと自分で目を通したり、キーワードで検索したりしていたが、なかなか可読性の低いレイアウトであることが多いので、イライラしていた。
そして、ふと思いついたのが、NotebookLMに入れればよくね?ということである。
本当に正確かは不安があるけど…
実際にPDFを読ませて使って見ると「人力で検索してイチイチ確認するよりはだいぶ手間が減る」という印象である。例えば「英語外部試験について何か記述はありますか」みたいな形で問いかけてみると、該当しそうな内容やページについて示してくれる。
学部学科ごとの情報についても「○○学部の入試情報をまとめてください」と尋ねると、一応、主要な情報を列挙して提示してくれる。
残念ながら少し複雑になると、資料の作りによっては上手くいかないケースが多い。例えば、英検の資格などについて詳細に示してもらおうとしても、割と上手くいかないで変な情報を出しがちである。要するに同じような内容が学部ごとに微妙に違うみたいなものについては、判別が上手くいかないでぐちゃっとなってしまうようなイメージ。
もしかすると、上手く提示したりプロンプトで工夫したりすれば解決できる可能性はある。ただ、そこまで手間をかけるくらいなら読んでしまった方が今は早いので、まあ、とりあえず、ざっくりと肌感をつかむならこれでいいかなという感じ。
流石にAIに聞いたのを信用して、全部それを生徒や保護者に話すみたいな恐ろしいことはしないし、最終的には目視で確認するので、情報がありそうなのかが分かれば充分である。
ただ、一番厄介なのが「ない」とNotebookLMが言ったとしても実際には存在する場合があるので、こればかりは注意しておくしかない。