最近、授業をやっていると机と椅子が使いにくくて仕方ない。
何かワークをやるのにも動かしにくいし、そもそも生徒の溢れる荷物を収容し切れていないので、作業場所として使いにくい。
また、前後にしか黒板が無いことも、作業としては非常にやりにくいのである。
教室環境の整備の資金は…
教室の設備を何かしようとするときに、まともな予算が付くことは難しい。
その原因の一つは全ての学年の教室を同時に変えようとしたら莫大な予算が必要になってしまうことがある。一つのクラスだけを変えれば良いというものではないので、基本的には全ての教室を同時に変えることになるからこそ、予算は青天井に…。
また、おそらく「今の机と椅子と黒板で何も困らないだろう」というのが、一般的な感覚であり、わざわざ莫大な予算を投資して、困っていないものをわざわざ変えようとはしないのだろう。
学校は基本的に慢性的に金欠なので、今、困っていないものを積極的に変えるという決断は滅多に起こらないのもよく分かる。
自分も今の教室の設備や環境は嫌だなぁ…と思うけど、授業ができないほど困っているかというとそういう訳ではない。
教室の環境を変えるということは、完全に投資なのである。その投資をするだけの金銭的な余裕があるのかどうか…そういう話になってしまうのである。
箱であることに手詰まり感が
最近、感じていることとしては教室が箱のように仕切られていることに、やはり手詰まり感がある気がしている。別にクラスを解体するまでの強いことは言わないとしても、四方を堅牢な壁で囲うということからは少しずつ変わってもいいんじゃないかなぁという気はしている。
もう少し軽い感じの仕切りで。
そうなると声が混ざって授業にならない?まあ…50分間レクチャー続けるならば、そうとも言えるかもしれない。
なかなか教室自体をいじれないとしても、どこかにオープンスペースのように使える場所が欲しいなぁと思うのである。誰も使わないなら自分がそこを使い続けるから(笑)。
せめて今の教室のサイズの二倍くらいの広さがあるだけで、かなり印象が変わるのではないかという気がしている。
自分にとって理想の授業空間をなんとか実現してみたいものだなぁ…。