全国の各地で教育実習が行われている時期である。
教育実習は6月と9月あたりに行われることが多い印象がある。
しかし、考えてみるとこの時期は比較的、どの学校も行事が多い時期なのではないか…?と思うところである。
実習で行事を経験することは大切であるけれども、その結果、授業数があまり持てないままに実習を終えることになるのはあまり良くないのではないかなぁ…と思うところ。
さらに言えば9月は三連休が非常に多く、平日の日数がかなり潰れやすい。日数自体は実習期間で調整できるのかもしれないけど、あまり落ち着いた感じの実習にはなりにくいだろうなぁ…。
もしかすると、連続でまとめて3週間とかやるよりも、1週間×3回みたいな方法がよいケースもあるのかもしれない。
何にしても行事の労働力として実習生と捉えて、ちゃんと教えるという仕事について教えようとしない現場は増えて欲しくないなと思うのである。
話を聞くところによると、最近は実習生の指導案を教科会なのでしっかりと指導検討することもしない学校が増えているという。別に実習生をしごいて嫌な思いをさせる必要は無いが、色々な先生が授業に対して考えを述べる姿を見せないで現場に若者を出して良いのだろうかと思うのである。