大学入試の書類作成の真っ盛りである。
最近の大学入試は非常に書類の量が増えている。その書類の添削を相当数こなしているので、割と頭の中が日々、パニックに…(笑)。
これだけの書類を書かせるので、生徒にかかる負担はかなり大きい。独力ですべての書類をバランス良く仕上げることはほぼ不可能だろうと思うものが増えてきた。
古くからAO入試をやってきた大学は蓄積があるせいか、どの書類も非常にいやらしく出来ている。一筋縄ではいかない。
一方で、新設の入試の場合は……結構、量だけ多くて何を…?というケースもある。
そういう状況で、最近、ちょっと気になっているのが、そういう書類の指導の質である…。
経験則では厳しい
この手の書類の指導は、数をこなして慣れてくれば分かることは大いにある。だから、教員の、指導者の修行としてはたくさんの数と入試の種類を体験することが重要である。
ただ、一方で、漫然となんとなく書類と入試を見てきただけでは、とてもじゃないけど指導しきれないような難しさがある。
体系的に受験記録や過去問などと照らし合わせながら、一つ一つの大学が書類で何をとうているのかということを考えていかないとどうにもならないのである。
一人ですべての大学をまんべんなく指導するのはまず無理。
非常に難しい。
だから、年間に何人も生徒をみる教員であっても苦戦する。
…という状況。
こういう状況認識を個人的には持っているのだけど、ここで話がややこしいのが、塾の存在なのですよね…。
あまり言うと角が立つので言いませんが、正直、大学生の経験則で何かを言えるほど甘いものではない。割と子どもたちが指導を受けてくるとその書類が…。
神がかり的に噛み合うこともあるのだけど畑違いのことを当て推量で指導できるほどには甘くないのだよなあ…。