ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

だいたい事前の準備で決まっている

preparation ...

色々な面談の時期が始まった。

年末、年の瀬だなぁ…と思うところ。

この忙しい時期に保護者に時間を割いて学校まで来てもらうのはありがたいことである。面倒だという人もいるけど、自分としてはしっかりとご家庭とコミュニケーションを取れる方が望ましいのである。

対面で話しておかなければいけないことはたくさんある。

予想外を起こさない

面談は予想外のことが起こるようでは問題なのである。

事前の準備でだいたい何が問題なのか分かっているべきであるし、何を先方が聞きたいのかということについて、ちゃんと把握しておかねばならないのである。それが面談準備である。資料を用意することが準備ではない。

子どもたちからの聞き取りや、普段の様子の観察や他の担当者からの評判だとか、そういうものをちゃんと集めておくのが担任の仕事なのである。

もし、面談で想定していなかったことを聞かれるとしたら…それは結構、つらい面談になりがちである。

自分が見えていなかったことをつつかれるということは、だいたいはクレームと直結しているのである。

自分の気付いていない自分のやらかし……考えたくもないのである。

とはいえ、思い通りに行かない

理想としては、すべてが想定通りに行くことだけど、やっぱりどれだけ準備したとしても、上手くいかないで、意想外のことが飛んでくることはよくあるのである。

でも、そういう時でも準備や想定を重ねていると、それほどおかしな内容にはならない気はしている。

準備をしているからこそ、自信を持って答えられないことに対しては、冷静に何が足りていないかを判断できるし、決断を慌てないで済むのである。

何が分かっていて、何が足りていないのか…冷静に判断していかなければ、安心感のある対応なんてできないのである。不信感はあらゆるものに飛び火する。冷静な対応をできる準備は大切なのだ。

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