風邪を引いた。
このところ、倦怠感が抜けない日々が続いている。
授業はなんとかこなしているが、正直なところ放課後にはもう何もできない状態だ。やらなければならない仕事が山積しているのに、帰宅すると即座に横になってしまう。
こういう時、改めて思うのである。体力というのは、知的生産の基盤なのだと。
体力は「前提」として見過ごされがち
風邪で体力が奪われて初めて気づくのだが、思考力も判断力も、実は体調という土台の上に成り立っているのである。頭が回らないから、いつもなら無意識にできていることが、ひとつひとつ意識的な作業になる。
これは単に「効率が落ちる」という話ではない。質も変わってくるのだ。生徒への声かけ一つとっても、体調が悪いと言葉が硬くなる。余裕がないから、柔軟な対応ができない。
でも、簡単には休めない…そういう文化が、現場にはある。
自分自身、「なんとか出勤しよう」と無理をしてしまている(そして結果的に治りが遅くなっているわけだけど)。
無理をして出勤した結果、授業の質が落ち、生徒への対応が雑になり、さらには周囲に風邪をうつしてしまう可能性もある。それは本当に「責任感」と呼べるのだろうか。
自分が風邪で倒れて一番困るのは、生徒たちである。
担任クラスの生徒は、自分が不在だとちょっとした相談ができない。授業も自習になれば、色々なところに波及が出る。進路指導や生活指導も滞る。
一人が体調を崩すことの影響は、想像以上に大きい。
定期的な運動、十分な睡眠、バランスの取れた食事…当たり前のことだが、忙しさを理由に後回しにしがちだ。自分自身、反省の意味も込めて書いている。
休むことを学ぶ
風邪を引いて気づいたのは、「休む」というのも一つのスキルだということだ。
適切なタイミングで休む。周囲に引き継ぎをする。回復したら速やかに復帰する。こうした一連の流れを、自分は本当に身につけているだろうか。正直、自信がない。
とりあえず、今日はもう早めに寝ることにする。明日の授業のためにも、やるべきことは山積みだが、倒れてしまっては元も子もない。
休むことも、仕事のうち。そう自分に言い聞かせて、今日は休むのである。






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