
今週は水曜日が休みだ。そしてその先にはゴールデンウィークが控えている。
こういう週になると、なんとなく学校全体に「あと少しだなぁ…」という空気が漂う。生徒たちもどこか落ち着かない感じがあって、廊下を歩いている様子を見ていても、いつもとちょっと違う気配がある。
気が抜けるのは、仕方ない
正直、こういう時期に「気を抜くな」というのは、ちょっと無理筋だと思っている。
4月から新年度の緊張感のなかで、生徒も教員もそれなりに張り詰めて過ごしてきた。連休前の週に少し力が抜けるのは、人間として自然なことだろう。
むしろ、ここで気を張りっぱなしにしていたら、1年間という長丁場は持たない。気を抜くこと自体は、別に悪いことではないのだ。
気が抜けると「いつもと違う動き」が出る
気が緩むと、人は普段やらない動きをする。
廊下を急に走り出したり、教室の隅でいつもよりふざけたり、連休に出かける話で盛り上がって周囲が見えなくなったり。
一つひとつに大きな悪意があるわけではないし、まあ子どもらしい姿だとも思う。でも、こうした「日常から外れた動き」こそが、思わぬ事故やケガを誘発するのだ。
これは生徒に限った話ではなくて、自分自身もそうだなぁと思う。
連休前で気が散っていると、忘れ物をしたり、確認を一段飛ばしたり、いつもなら気づくはずのことを見落としたりする。大人だって、そういうものなのだ。
だからこそ、大人が先回りしておく
そう考えると、こういう「気が抜ける週」こそ、大人の側がいつも以上に環境整備や整理整頓を意識しておきたいところだ。
廊下の動線に余計な物が出ていないか。
机の角や扉のまわりに引っかかりそうな物はないか。実験室や特別教室など、普段から注意が必要な場所は、いつも以上にきちんと片付いた状態に戻しておく。
生徒の動きに対して「先回り」して環境を整えておく、というイメージである。
要するに、子どもの落ち着きのなさを叱って抑え込むのではなく、落ち着きがなくても事故になりにくい環境を作っておく、ということなのだろうと思う。
叱って一時的に静かにさせたところで、気が抜けている事実そのものは変わらないのだから。
連休前の浮き足立った空気は、それ自体は学校生活のリズムとしてあって悪いものでもないと思っている。
ただ、その浮き足立ちが事故にだけはつながらないように、自分の手の届く範囲だけでも整えておきたい。
連休が始まれば、今度は自分自身も気を抜きたいので…。




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