考査を作問する季節。
イマイチ、すらすらとアイデアが出てこないので、これはたぶんインプットが足りていない時期の症状。
仕事をこなしているだけでは枯渇するのである。
アイデアがないと気が散る
考えごとをしていても、アイデアないと結局自分の外側にアイデアを求めることになるので、まったく集中して仕事を進めることが出来なくなる。色々なことを調べて目を通して……という作業をやることになるから非常に効率が悪い。
だいたい、今の世の中は気が散るように出来ている。情報を検索しているとたいてい気が散って終わり。
何かをアウトプットするのであれば、横着しないで日常的にストックを貯めていかないとダメだなと深く反省。
少なくとも考査を初見で出すならもっと普段からのインプットが必要なんだ……あり合わせになりがちなのは本当によくない。数年前であればもう少し余裕があったのに、最近はいよいよ気が散っている。
そもそもあまり問題を作るということが好きじゃないんだという気持ちもしている。一種の逃避行動ですけど、はい。
アイデアは組み合わせでやってくる
アイデアがない原因はインプット不足である。インプットが足りていないから、アイデアづくりの基本である組み合わせてものを考えるという作業が機能しないのである。
今の共通テストの問題は複数テクストが当然になっているので、ある意味でこれは組み合わせでアイデアづくりだ。出題されているテクストの組み合わせに面白さを見つけてあれこれと考えるのである。
ただ、これを自分で作れと言われるとけっこうしどい仕事である。気が重くなる。まったくアイデアなんてないのである。
その意味だと定期的に年に何度も模試を主宰している人や作成者はえらいよ……(でも、問題のクオリティについて許しがたいケースも少なからず大量にありますけど)。
触発されるだけの何かが溜まってこないので、なかなか先が見えてこない。