教育一般
9月といえば、総合型選抜の出願の時期である。 かなり校内が浮き足立ってくる時期だ。生徒としてみれば、自分の全てを評価してもらうようなことになるのだから必死だ。 総合型選抜は基本的に最後は相性みたいなところもあり、「絶対」という言葉はどこにも存…
こんな動画がアップロードされていた。 youtu.be 近年の探究学習は地域探究が花盛りである。猫も杓子も地域探究…という雰囲気になりつつある。 その地域探究がなかなか深まらないで苦労しているケースが多いことを考えると、そのブレイクスルーに、こういう…
本日で終戦80年である。 幸いにして日本は戦後、国土が戦争に巻き込まれるようなこともなければ、戦争の恐怖を心配する必要もない状態でここまで来られた。 自分が生きているうちに戦後100年を迎える可能性はそこそこあると思うが、あと20年、その平和が続く…
今回の選挙の結果に対して「教育の敗北だ」という意見を何度か目にしている。 自分としても選挙結果に思うところが無いわけではないが、簡単に「教育の敗北」ということはできないのではないかと思いたい。 本当に教育の成果、力が試されていくのは、むしろ…
保護者面談の季節である。 保護者に何を伝えるかによって子どもの生殺与奪を握っているような構造になるのだけど、あまり子どもに意地悪をしてもよいことはない。 子どもには子どもの数十年感の積み重ねがあり、急に方向転換を強要してもよい成果は出ないの…
夏休みといえば面談。保護者にご来校いただいて、学校の様子についてのお話を伝えることになるのですが……さて、どのような話をするべきか、何を資料として準備すべきかよいアイデアが出てこない。 資料を作り込むほどに、親切で勉強している担任という空気は…
7月に入ると期末考査である。 ああ、もうそんな時期なのだ。あっという間に授業がなくなってしまった…。 さて、学期の終わりなので、考査があるわけだけど考査をどう作るのかということを改めて色々と考えることになっている。 職場で新しい先生が増えて、考…
こんなニュースを見た。 www.kyoiku-press.com 令和8年9月から公立中学校の部活動を地域へ委ねる方針を示している神戸市教委が本年度実施する教員採用試験で、中学校・高校の募集枠の志願者数が昨年度より130人も増えた。 (2025/06/13確認) さもありなん……
こんなイギリスのニュースを見た。 www.fenews.co.uk 教育における生成AIについての問題点について書かれている記事である。 データ保護とGDPRコンプライアンスに関するリスク: AIの利用は、特に学生の個人データ保護に関して、法的な課題とリスク。 教員のA…
こんなニュースを見た。 prtimes.jp 地域創生の文脈や学びの多様化の文脈で注目されることが多い「地域みらい留学」の話題がこういう形でプレスリリースされる時代なんだなあと感じます。 どういう形で学ぶのかという学びの個別化の突き詰めた形であると思う…
教員の仕事は多岐にわたる。 そして、その仕事は基本的に我慢の連続なのだ。 授業だけをしていればよいという仕事でもない。授業で勝負できなければ教員としてはあまり望ましくはないが、授業だけで自分の価値が、仕事がすべてに認められると考えるのは傲慢…
こんなニュースを見た。 大学入試の学力試験、年内可能に 面接や小論文と組み合わせ条件:朝日新聞 昨年の入試でかなり注目された話である。 受験生を指導していた当事者としては、どうしたものかなぁと悩ましかったものである。 実際問題、需要はあるけど、…
いよいよ六月。蒸し暑いような肌寒いような不安定な気候が続きますね。 体調があまり良くならないような日々が続く。 自分もどうも気候にやられたせいで気力が折れている。体の微妙なだるさで頭の動きが悪い。仕方ないと諦めて休むことに集中する。 さて、6…
今春の大学入試の結果が明らかになってきている。 色々な予備校からの情報を集めながら、自分の指導が正しかったか…そういう答え合わせをしている。 そういう情報を集めていると今の私立大学の受験状況が大変なことになっているなあ…ということは分かる。 ww…
こんなプレスリリースを見た。 子どもの夢はどう変わった? prtimes.jp この調査の結論である「進路について深く考える経験をしている子どもは、学習意欲が高く、自らの興味・関心を広げて積極的に学習している」ということは、現場の教員としては「まあ、そ…
学校の考えるルールだとか制度だとかシステムはだいたい、素人が短時間で締めきり追われて作っているケースが多いので、穴ぼこだらけのことが多い。 ちゃんとしたルールが降りてくることもあるけど、逆にそういうルールは一つの学校現場だけというよりも多く…
メモを取る、メモを構造化するということは国語科の授業にとってはかなり大切なことである。 しかし、メモを取るという行動は日常的に勝手に身につくものではない。 どこかでメモを取るという訓練を授業で受けてこないと、メモを取るという習慣はなかなか育…
こんな記事を見た。 news.yahoo.co.jp 学校推薦型選抜と総合型選抜の区別もついていないし、言っていることもムチャクチャである。 このくらいの知識で勝手なことをいって、イメージを悪くするのはどうなんでしょうね…。
生成AIを使いこなせるかはプロンプト(指示文)次第である。 どのような指示の出し方がよいかということは意欲的な人がどんどんと研究してくれているけど、ビジネス分野がメインで教育ネタはやや少ないように感じる。 プロンプトを作成することは、実はそれ…
言いたくはないけど、今年は仕事の量がまったく自分のキャパに合っていない。まともに仕事を回せていない状況である。 こういう状況になると、一番、手が回らなくなりがちなのが自分のクラスのことである。 担任だからこそ一番、子どもたちのことを気をつけ…
来週の今頃は授業びらきの準備を終えていなければいけないくらいのタイミング。 おそろしいなあ…全然、休んでいる感じがしないぞ。 年度の初めに生徒と出会うときには、どのような言葉や姿で始めれば良いだろうかと悩むものである。 最初だからこそ伝わる言…
本日から中期、後期入試の合格発表。 これでほぼ合格発表は終了して、繰り上がりなども決着がつくはず。 気づけば週末は20℃を超えるくらいの気温になるし、冬の厳しい受験シーズンはこれで終わりを迎えることになるのです。 ああ、春だなあ…。 安定して変わ…
本日の東大や京大などの発表で前期の大学入試の発表は一段落。 明後日からすぐに後期入試。 最近は後期入試の数が減っているので、なかなか受験にいくことが難しい。後期まで受験しきってこそ分かることはある。 最後の最後まで受験をして、自分の気持ちにケ…
国語の力の差を色々な場面で痛感することが多い今日この頃。 一人一人と話していて、痛切に感じることは、国語の力と曖昧な言い方にはなるけれども、どれだけ言葉を自由に使えるかは、やっぱり言葉に触れてきた量がものを言う部分が大いにある。 その意味で…
生成AIの出力は日に日によくなっている。 そのため、自分で何のために文章を書いているのかを見失いがちになるのである。 例えば、受験生のメンタルヘルスは深刻な問題であるのだけど、声かけの仕方は非常に難しい。 そういう内容について相談してみると以下…
国公立大学の二次試験まであと一週間。 かなり指導としても大詰めの時期になってきた。やはり二次試験の問題はどの大学であってもかなり難しい。 しっかりと読み書きをすることができれば、ちゃんと対応することができる問題であるのだけど、そのしっかりと……
国公立大学の受験まであと10日。 私立大学の合否もかなり開き始めている状況で、あと10日を目指す生徒たちのメンタルもなかなか不安定である。 二月があっという間に過ぎていくのは、大学受験がジェットコースターのように過ぎていくから。 この年内入試が半…
探究学習の評価は難しい。 高校のルールとしては、評価を記述で要録に載せなければいけない。おそらくその記述を通知表で生徒にも伝える学校が多いような気がする。 記述で評価を述べなければいけないので、なかなか難しいし手間がかかる。一応、書き方のお…
明日はいよいよ共通テスト。 自分の生徒たちがちゃんと遺憾なく実力を発揮できるかどうかを非常に心配に思っている。 まったく受験とは何でも起こりえるのだ。自分が予想もしないようなところからトラブルが降ってくる。 南関東で生活をしていると、まず一番…
諸々の仕事にやっと決着がついて、余裕が出てきた。 やっと年末を迎えられそうな気がしてきたし、自分の私的な勉強も進められそうな気がしてきた。 今日は出勤したものの、授業についてもほとんどないため、気分としては落ち着いている。そのため、少し自分…