ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評】「地動説は常識だ」と言い放つのは浅慮で無教養!? 「資質・能力」と学びとは何か?

「資質・能力」と学びのメカニズム 作者: 奈須正裕 出版社/メーカー: 東洋館出版社 発売日: 2017/05/29 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る この本は今年度発売された教育書で一番の良書かもしれない*1。 新しい指導要領が告示され、散々に色々な…

盛大に手を抜かれる

山月記をゆったりと始めたわけですが…。 www.s-locarno.com www.s-locarno.com www.s-locarno.com 初発の感想の代わりに、別の課題を与えたんだけど……その課題の答えがポーカーのように同じ答えのペアが何個も出てきたのだ。

「質問づくり」と教室における読みはつながるか?

「山月記」に悩む。 www.s-locarno.com 教室において40人で一斉に読むということはどういうことなのかを考えなければいけないよなぁ…と定番教材を目の前にして慄くわけです。 生徒が主体的に読みつづけようとする原動力になるのは「問い」であることを信じ…

独自ドメインに変更しました

夢の自分だけのドメインを獲得しました。 http://www.s-locarno.com/ 地味な変更なので気づかれないかもしれないのでアピールしておきます。 なお、どうも設定の反映が不安定なせいか繋がったり繋がらなかったりしています。 イマイチ、どうなっているわから…

「読むこと」を支えるものはなにか

「山月記」に向けて悪戦苦闘中です。 昨日も書いたけど自分にとって「読む」という行為が一体どのようなものかということについての見立てがないことが問題だと思っている。 www.s-locarno.com そのために「読む」とはどういうことなのかを今日は少し考えて…

定番教材との付き合い方―安心・安定かマンネリか?

今年もそろそろ定番教材の季節です。 高校一年生であれば「羅生門」、高校二年生であれば「山月記」が教科書の配列的に出てくるのがこの時期です。 自分もこれから「山月記」を扱わなければいけないなぁと思っているところです。 いわゆる「定番教材」と呼ば…

国立大学附属の学校と何が違うのだろう?

昨日は埼玉大学教育学部附属中学校の公開研究会に行ってきました(※写真は埼玉大学のイメージです。あくまでイメージです。イメージですってば)。 そこで行われている授業を見てつくづく思うのが、こういう附属学校と自分が勤めているようなしがない私立の…

【個人的メモ】Evernoteを学校で行かせる場面はどこにある?

個人的なメモ。共有できそうだしアイデアをもらえそうなので。 わざわざ年会費を払っているEvernoteユーザーなので、毎日色々と使っています。 s-locarno.hatenablog.com 最初期から使っているので、もはや学校のこと以外にもいろいろ使っているので「これが…

最近の電子辞書はすごいなぁ…

今年度、新しく電子辞書を買い換えました。 カシオ 電子辞書 エクスワード 高校生・上位モデル(ホワイト)【2017年 春モデル】 XD-G4900-WE 出版社/メーカー: カシオ メディア: オフィス用品 この商品を含むブログを見る 本当はイタリア語辞典があるものが…

努力でどうにかできること・できないこと

こんな話を見た。 togetter.com クラスに何人かは何度言っても忘れ物がなくならない生徒はいますよね。 教員の側としては注意せざるを得ない部分はあるけど、本当にその注意が生徒のために行っているのかなぁと反省する話だ。

国語ってなんなんだよ!

昨日、一昨日の話が尾を引いいているのである。 s-locarno.hatenablog.com s-locarno.hatenablog.com 今日はちょっと読み物を変えてみました。 教育科学 国語教育 2017年 06月号 出版社/メーカー: 明治図書出版 発売日: 2017/05/12 メディア: 雑誌 この商品…

アクティブ・ラーニングで教科はどうなるのだろう?

方向が見えてこない教科教育って何というはなし。

【書評】国語科ってなんだっけ?

久しぶりにアクティブ・ラーニングってタイトルの本を買った。 すぐ実践できる! アクティブ・ラーニング 高校国語 (アクティブ・ラーニング教科別実践法シリーズ) 作者: 西川純,今井清光,沖奈保子 出版社/メーカー: 学陽書房 発売日: 2017/05/16 メディア: …

質問づくり継続中

考査がまもなくやってくるけど直前までぎっちりと授業はやります。 四月から始めた質問づくりを継続してやっています。そろそろ効果が出てくる……とも言えず。なかなか難しいところです。 s-locarno.hatenablog.com たった一つを変えるだけ: クラスも教師も自…

うまくいかないもの

つまらないことをやっているなぁと思うのです。 授業の見込みを間違っている気がするんだよなぁ……。

どうなるセンター試験?納得できる?

ついに出ましたね。センター試験の改革案。 www.jiji.com www.asahi.com www.nikkei.com まだ詳しく見られていないけど、感想を少し。

東大に行きたければこれが一番だと言えるのは…

学級文庫用の本をBOOKOFFで買いあさります。 どうしても自分の好みに偏りがちなので、意識的に自分では絶対に読まない本を買うようにしている。 今回買ってきたのはこれ。 東大首席弁護士が実践! 誰でもできる<完全独学>勉強術 (SB新書) 作者: 山口真由 出版…

身体の疲れが抜けませぬ

昨日は出張で遠出(というほどでもないけど)。GWが明けてようやく本日休み。 来週も拘束時間が長いため、ちょっと体調に不安が出てきそうな感じがする。 何よりも考査が近いのでその準備が……まあ、問題内容はできているのですが。 どうやって体の疲れを抜い…

動画授業があれば教員は要らない………か?

ICT

こんな記事がTwitter界隈で話題になっていた。 weblogelb-2103486023.ap-northeast-1.elb.amazonaws.com 今更、こんな話題を出すのも遅くね?という気もするが… www.s-locarno.com www.s-locarno.com 何度も色々な媒体で話題になっているので偉そうにいうほ…

今年度の挑戦その2

昨日に引き続き、挑戦ネタです。 s-locarno.hatenablog.com ようやく別のことに一段落ついたので、棚上げしていた挑戦に手が出せます。 それは……

今年度のちょっとした挑戦

忙しさにかまけてすっかり忘れていた。 実は今年度、自分の仕事の幅を広げるために挑戦しようと思っていることがあるのです。

飛ばしすぎることに注意

週の半分が何とか終了。GW明けということもあって、仕事の帳尻を合わせようとしているせいか、どうもハイペースで仕事をしすぎな気はする。 このペースで休みなく数日やってしまうと、ダウンしてしまうような気がする。

大学入試関連のニュースから

たまには仕事に関係することを。 どうしてもしがない私立教員だと…ね。

連休明けの一コマと雑感

今日から連休が明けて授業が再開です。 今年はかなり連休が続いたので、生徒にとってはよいリフレッシュになったはずです。

プロジェクトベース学習の実践についての覚書

あすこまさんがプロジェクト型の学習に関する記事を書いていた。 askoma.info 生徒の興味を核にして、実際にプロジェクトを遂行する過程で教科の学習に降りていく方法のほうが、きっと面白くて身につくはずだ。でも、それは非現実的なのかなあ。教えるほうだ…

平日に勉強時間を確保するテクニック

ゴールデンウィークが終わりますね。 次の休みはいつだろうかと考えだすと心が暗くなるので、できるだけ前を向いて日々を暮らしていきたいと思います。 さて、連休が終わるとこうやって余裕をもって本を読んだり考え事をしたりする時間を持つことが難しくな…

【書評】古典に親しむってどういうことだろう?

GWももうおしまいですね。明日が土曜日で休みだなんて何の御冗談でしょう? 今日は多少、読書もはかどりました。 作家と楽しむ古典 古事記 日本霊異記・発心集 竹取物語 宇治拾遺物語 百人一首 作者: 池澤夏樹,伊藤比呂美,森見登美彦,町田康,小池昌代 出版社…

【書評】なぜ勉強するのか―「バカ」になるためという答えは面白い

GWということで本を読もうかなぁと思っているけど、何となく疲れてあまりはかどらず。そんな中、読みこなした本で面白かったのが次の本。 勉強の哲学 来たるべきバカのために 作者: 千葉雅也 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/04/11 メディア: 単行本…

お粗末扱いされる教育現場

こんな記事を見た。 diamond.jp 多少の煽りもあるのだろうけど 現在、最も頭のいい人たちは医学部を目指します。次が法学部、工学部と続いて、最後に教育学部となります。 これは各大学の学部ごとの偏差値を見れば明らかです。 現在の日本の教育プログラムが…

ICTで「学力」向上はできる面もある

ICT

ゴールデンウィークの谷間も終わりましたね!これからは思い切り別の仕事ができますね!休み…?心だけは安らかですよ。 まあ、そんなハチャメチャな生活の間に、こんな記事を見つけた。 ict-enews.net なかなか人目を惹くようなタイトルだと思うけど、あまり…

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