ゴールデンウィークの谷間も終わりましたね!これからは思い切り別の仕事ができますね!休み…?心だけは安らかですよ。
まあ、そんなハチャメチャな生活の間に、こんな記事を見つけた。
なかなか人目を惹くようなタイトルだと思うけど、あまり話題にもなっていないので紹介しておこう。
学力上位層が増えた?
言わずもがなかもしれませんが、「スタディサプリ」とはリクルートが提供しているネット動画による授業サービスだ。
「神授業」かは怪しいしCMがそろそろ鬱陶しいとは思うようになるけど、同じような動画中心の予備校に高い金を払うよりはいいんじゃないかと思う。どことは言わないけど。
安くて結果が出るということであるなら、試しにやってみても……という話にはなる。
本当にそのデータは信頼できる?
ちなみに上の記事の元のリクルートの発表は以下から見られる。
本実証実験の特徴として、学習履歴から人工知能で生徒個人ごとの「苦手ポイント」を特定し、「苦手克服レコメンド」として「今、復習すべき講義」を生徒1人ひとりに提供するアダプティブラーニングの機能を両校で活用したことが挙げられます。これにより、生徒は自分専用の学習プランに取り組むことができ、対象の児童・生徒において全体の学力向上がみられました。
と、まあとても景気のいいことが書いてある。
結果についても、「成績向上に効果があった」とか「相関があった」と気前よく述べられている。
……のだけど、上のサイトからはデータの詳細な数字が分からない!!
書いてあるのは、単純なパーセンテージの変化や単純なグラフだけで、本当に相関があるのかということも検証しようがない。
個人的にリクルートが絡むと怪しい(笑)という偏見があるから、こういうデータも気になってくるのです(笑)
別に効果が出ればいいことだし、それほど負担が大きいことだとは思わないけど、安易にこの結果に飛びついて、やらせればいいって話になっても困る。
まあ、教員側の自戒としては、一斉授業は動画に負ける時代が来ているってくらいの認識でとりあえずは反省をしておきましょう。