ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

国語教育

国語科の話を少しずつ

曖昧なことは弱みか強みか

授業づくりをどうするかなぁと考えながら、こんな本を読んでいる。 深い学びを紡ぎだす: 教科と子どもの視点から 勁草書房 Amazon 本書の中で松崎正治先生が国語科の「見方・考え方」と他教科のそれを比較した議論を展開している(PP.26-43)。 そこで国語科…

新しい年度を目指して

気付けば三月も下旬が見えてきた。昨日、明治図書の『教育科学国語教育』の最新号が届いた。 教育科学 国語教育 2024年 04月号 (国語授業開き 完全攻略事典―1冊ですべてがわかる) 明治図書出版 Amazon 例年通り、四月号は授業開きに関する話題から。

まだ読み途中だけど…

※Copilotに描いてもらった国語科の授業風景。色々と混乱が見られる。 さて、ちょっと前にも紹介したけど『これからの国語科教育はどうあるべきか』を今日は時間が取れたので少し手をつけている。 これからの国語科教育はどうあるべきか 作者:藤森 裕治 東洋…

今だから立ち返る

生成AIに「国語科教育のイメージ」を書かせてみたら、またバイアスが結構出ているものが出てきたなぁ……。

教室の見方を考え直す

色々な仕事が立て込んでいて読むのが後回しになっていたけど、今月の明治図書『国語教育』に目を通す。 教育科学 国語教育 2024年 02月号 (保存版 今日から使える国語授業の「ちょこっと支援」大全) 明治図書出版 Amazon 「ちょこっと支援」というタイトルの…

冬休みに読もうとしている本

せっかくの冬休みなので自分のインプットをしっかりとしたいところ。 授業の準備も目処をつけないと年明けが厳しいのだけど、まずはインプットから入りたいと思っている。 年末にかけてなかなか気になる本が多く発売されている。

2700日連続更新!……をとっくに過ぎていた件

すっかり見落としていましたが、一週間くらい前に2700日連続更新でしたね。 あと300日弱で3000日連続の達成です。うん、まだ一年近くかかるので全然近づいていませんね。300日くらいいけるだろーって思うのは感覚のバグである。 とりあえず、大きく健康を害…

三学期の授業を考える

明日から日常の仕事に戻ります。 成績をつける(評価ではない)という一番やりたくない仕事にしばらく拘束されるが、その後は三学期の授業を考える余裕はありそうである。 ぼんやりと冬休みの課題を考えながら、三学期のことを考えるなどしているところだ。

最短距離を行く学び、めぐりながら行く学び

図書館で久々に授業をする。 授業数がカツカツすぎて、図書室への移動すら時間のロスが惜しい日々が続いていたのだけど、自習になる授業の穴を無理やり奪って、図書室へ生徒を連れていく。

学会から帰ってきて日常

学会は人と会うことに意味があるように感じる。 やっぱり色々な人がいるから、色々と見えてくるものがある。 そうして日常に戻ってくると、自分が見落としているものが現場にも数多く転がっているのだと感じるのである。

記述の添削のあれこれ

本日は秋分の日で土曜日が勤務日である本校も祝日。 これから昼間の時間が減っていくのに合わせて、徐々に過去問の添削も増えていく。 特に国公立大の過去問の添削はなかなか骨の折れる仕事である。

思いこみを乗り越えていくために

高校の授業の「評価」をやっと理解できそうな一冊が出た。 深い理解のために 高等学校 観点別評価入門 作者:八田幸恵,渡邉久暢 学事出版 Amazon 高校の国語科の実践を追っている人であれば、渡邉先生と八田先生のコンビにはピンとくるはず! 教室における読…

逆説的な授業に関する考え方に

今月の明治図書の『国語教育』はこんな塩梅なタイトル。 教育科学 国語教育 2023年 10月号 (どうつくる?教師のいらない国語授業) 明治図書出版 Amazon なかなか挑戦的なタイトル。これには元ネタがある。 教師のいらない授業のつくり方 作者:若松 俊介 明治…

文法が好きでない人からすると…

今日は時間を見つけて積読にしていたこの本を眺めるなど。 中学校国語教師のための文法指導入門 作者:松崎 史周 明治図書出版 Amazon 自分は日本語学を中心に国語科教育を勉強してきた人間なので、こういう話は非常によく分かる。そして、その難しさも。 www…

どこまで遊べるだろうか

今月の日本国語教育学会の『月刊国語教育研究』は「遊び」特集号。 nikkokug.org 言葉の「遊び」とはどのくらいの可能性があるのだろうかということは、いつでも迷うのである。 学びと遊びの関係について勇気づけられる本と言えば 遊びが学びに欠かせないわ…

面白いコンテンツだけでは授業が続かない

ゆる言語学ラジオが古文文法特集だった。 youtu.be 自分は日本語学が専門なのでこういう話題は楽しい。授業のネタとしても話すこともあって愉快に見ていられる。 ただ、コンテンツの面白さとは別の観点で「じゃあ、授業をどうしよう?」と思ったときに難しさ…

しっかりと伝えることと辛辣な言葉は違う

ちゃんと伝えようとすると、言葉がついキツくなる。面談の時期なので、伝えるべきことを伝えなければと思って話をしていると、つい油断すると言葉がキツくなる。 しかし、そうやって厳しい言葉をぶつけなくても、本当に丁寧に言葉を使おうとするならば、伝わ…

量から見えることがある

授業づくりで色々と考えているとつい欲張りすぎてやらせ過ぎになってしまうことが多い。得てして、教員がやりたいことはゴリゴリと削ってシンプルにしたほうが伝わりやすく、やりたいこともはっきりとして力をつけることもしやすい。 しかし、一方で生徒の取…

授業は作るもの

教員の授業準備として、授業の予習という言い方がある。 しかし、自分は振り返ってみるとあまり「予習」とはあまり言わない。原則、授業は作るものだと思っている。

課題を減らす方がいい

考査も終わって新しい単元に。 少し気合いを入れた単元であるので、長丁場になりそう。授業時間数が少ないのだから、単元を一つに諦めたので時間に余裕ができてきた。

授業でどの言葉を使うか

自戒を込めて一言だけ書いておく。 単元や授業案として子どもたちに対してどのような言葉選びで単元と出会わせるかはやはり重要。 単元名はもちろん、その後の授業で子どもたちに投げかける言葉でも随分とイメージが変わってしまう。言葉にこだわって、吟味…

好きなものを学びの対象にすることの善し悪し

授業で学習課題に真剣に取り組んでほしいというのはどんな教員でも持つ願いだろう。 そして、真剣に取り組むことは実力の向上に直結している。だからこそ、探究的な学びで子どもたちの学びの裁量権を増やすことの大切さはあるし、本気で好きなことに夢中にな…

学習課題を考える

今月の『教育科学国語教育』は「学習課題」特集。 教育科学 国語教育 2023年 06月号 (「言葉による見方・考え方」を鍛える学習課題120) 明治図書出版 Amazon 教科書掲載の教材をこれだけ揃えて、授業アイデアをしっかりと解説してくれる本号は、すぐに使わな…

興味の無いことを問わない

授業づくりに行き詰まる三連休。 全く気が休まらずに連休が終わる……明日は出勤日という絶望。

アイデアが枯渇して宿題に追われる…

困ったことに新年度の授業が始まるという今更になって、授業のアイデアが出てこない。

春休みに読みたい課題図書

短い春休みですが、この時期にきっちりと読んでおきたいと思っている本を紹介します。

ChatGPTに聞いてみた

昨日の続き…みたいな話です。 www.s-locarno.com

【メモ】授業と生成型AI

ChatGPTのタイムラインで話題になっていたので、朝から少しずつツイートしていた。 その内容をまとめてつつ、ちょっとした補足コメントも入れておく。 なお、まとめはツイートの時系列は無視しますし、取り上げないものもあります。

自信のあることを聞いてみたい

年間のまとめを生徒にしてもらっている。 生徒の悲喜こもごもある言葉を読んでいると、もっと勇気づけるような授業をしなければいけないのだなぁと反省である。基本的に自分が恫喝しているような授業になっているんじゃないかと不安になるところです。

もっと自身を褒めてもらいたい

一年の振り返りをする時期である。 この一年間の授業でどれだけのことが自分が出来るようになったのかということをしっかりと見つめてほしいし、その成長を喜んでほしいと思うのである。

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