ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

書評

読んだ本の感想は忘れないうちに

自分のイメージの狭さを反省する

自分はいわゆる進学校という大学受験をする生徒が90%以上を占めるような私立学校に勤務している。 そのため、キャリアや進路といえば、ほぼ大学受験をイメージする環境で仕事をしているし、進路指導として重要になるのが受験指導である。 割と受験指導とし…

揃わないということを考えたい

そろそろ授業づくりネットワークの新刊が発売になるようだ。 揃わない前提の授業を見る・感じる・考える(授業づくりネットワークNo.48) 学事出版 Amazon 授業づくりネットワークは前回の特集号でも「揃わない」ということをテーマとした特集となっている。…

【書評】「『学び合い』誰一人見捨てない教育論」

久々にゆったりと時間を取れたので、じっくりと読もうと思っていた本を読む。 『学び合い』 誰一人見捨てない教育論 作者:西川 純 明治図書出版 Amazon 西川純先生の最新刊です。 『学び合い』の入り口から行く末までを一冊にコンパクトにまとめた本だと思い…

生産性を上げたいならば当たり前を高める

比較的、精神的にも余裕のある休日。 自分の仕事の仕方を見直さなければなぁ…と思い、本棚に入れていたこの本を読み直す。 先生のためのICT超高速業務ハック 時間を生み出すデジタル仕事術 作者:前多 昌顕 明治図書出版 Amazon 前多先生の傑作の一冊。 本…

季節が一巡して…

ゴールデンウィークの楽しみにしていた一冊を読みました。 冬期限定ボンボンショコラ事件 〈小市民〉シリーズ (創元推理文庫) 作者:米澤 穂信 東京創元社 Amazon 米澤穂信氏の小市民シリーズの最新作。20年をかけて季節が一巡しました。20年かぁ…長く待ち続…

学年が変わると雰囲気も変わり

4月も終わりだなぁと思っているところ。 進級した教室になんとなく馴染んでいなかった生徒たちも、少し慣れてきたかなと思う時期である。 生徒の様子が少しずつ、去年とは全然違う雰囲気になってきたなと感じるようになってきた。 やっぱり学年が一つずつあ…

事件と変化:ビブリア古書堂シリーズ

学年末を無事に終えたので、本日は気楽な読書。「ビブリア古書堂」シリーズの最新刊を読む。 ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~ (メディアワークス文庫) 作者:三上 延 KADOKAWA Amazon 気付けば扉子シリーズも第四巻に。本書だとシリーズの…

頑固なシミを手放せない自分を知る

今月の授業づくりネットワークは非常に重い。 揃わない前提の授業とクラス(授業づくりネットワークNo.47) 学事出版 Amazon 最近の時流の影響もあって、「自由」を標榜してその実践に取り組む学校は増えた。しかし、そのような学校であっても石川晋先生の次…

自分が頑なにならないように

授業づくりネットワークの最新号が届いた。 揃わない前提の授業とクラス(授業づくりネットワークNo.47) 学事出版 Amazon まだ、届いたばかりで内容を読んでいない。ただ、パラパラと目を通しただけでも、結構、色々なことを思わされる内容が並んでいるよう…

新しい年度を目指して

気付けば三月も下旬が見えてきた。昨日、明治図書の『教育科学国語教育』の最新号が届いた。 教育科学 国語教育 2024年 04月号 (国語授業開き 完全攻略事典―1冊ですべてがわかる) 明治図書出版 Amazon 例年通り、四月号は授業開きに関する話題から。

教室の関係性を丁寧に考える時に

本日、たまたま本棚を掃除していたらこの本が出てきた。しまってあったので存在を忘れていた。 ちょんせいこの ホワイトボード・ミーティング: クラスが落ち着く!! 低学年にも効果抜群 (教育技術MOOK) 作者:ちょん せいこ 小学館 Amazon これもムック本なの…

まだ読み途中だけど…

※Copilotに描いてもらった国語科の授業風景。色々と混乱が見られる。 さて、ちょっと前にも紹介したけど『これからの国語科教育はどうあるべきか』を今日は時間が取れたので少し手をつけている。 これからの国語科教育はどうあるべきか 作者:藤森 裕治 東洋…

今だから立ち返る

生成AIに「国語科教育のイメージ」を書かせてみたら、またバイアスが結構出ているものが出てきたなぁ……。

大人の学びは時間がかかる

学び続けなければいけない社会と言われて既にだいぶ久しい。もちろん、教員も例外でなく、色々なことを学び続けなければいけない。 生徒たち学べというのだから、自身も常に学び続ける必要がある。しかし、仕事や生活の忙しさの中で、新たな学びに時間を割く…

【書評】誰でも自分らしさを認めるための一冊

今月の岩波ジュニア新書の新刊がよい。 10代のうちに考えておきたいジェンダーの話 (岩波ジュニア新書 979) 作者:堀内 かおる 岩波書店 Amazon 「ジェンダー」と聞くと身構えてしまうかもしれないが、本書をよい意味で堅くない語り口で丁寧に書かれている一…

分かりやすい事例紹介の本として

久しぶりにICT教育ネタ。 ちょっと短めですが本の紹介です。 世界と日本の事例で考える学校教育×ICT 明治図書出版 Amazon

思いこみを乗り越えていくために

高校の授業の「評価」をやっと理解できそうな一冊が出た。 深い理解のために 高等学校 観点別評価入門 作者:八田幸恵,渡邉久暢 学事出版 Amazon 高校の国語科の実践を追っている人であれば、渡邉先生と八田先生のコンビにはピンとくるはず! 教室における読…

どこまで遊べるだろうか

今月の日本国語教育学会の『月刊国語教育研究』は「遊び」特集号。 nikkokug.org 言葉の「遊び」とはどのくらいの可能性があるのだろうかということは、いつでも迷うのである。 学びと遊びの関係について勇気づけられる本と言えば 遊びが学びに欠かせないわ…

国語科教育のための書籍・上半期ベスト3

今週のお題「上半期ベスト◯◯」 厳密にいうと今シーズンではないものも含まれますが、まあ、それはご愛敬ということで。

心があるかどうか

期待通りのよい本だった。 まんがで知る デジタルの学び2:創造的な学びが生まれるとき 作者:前田 康裕 さくら社 Amazon 前田先生のこの「まんがシリーズ」は本当にどれも外れがない。 忙しくて本が読めない方であっても、30分あれば一番美味しいところをし…

予約すべし!

たまたまAmazonを見ていたら見つけてしまった! 子どもの未来をつくる人のためのデジタル・シティズンシップ・ガイドブック for スクール 作者:マイク・リブル&マーティ・パーク 教育開発研究所 Amazon これはデジタル・シティズンシップ教育に興味があるな…

気になる一冊が来月に

Twitterで話題になっていたのを紹介するのを忘れていました。 知りたい気持ちに火をつけろ!: 探究学習は学校図書館におまかせ (岩波ジュニア新書, 970) 作者:木下 通子 岩波書店 Amazon 以前に木下さんはこんな本を書いていて、これもかなりの名著! 読みた…

年度末に探究について考える

次年度の計画を考える時期である。 しっかりとした一冊をじっくりと読んでいる。 はじめての高校探究 作者:稲井 達也 東洋館出版社 Amazon 稲井先生の新刊ですね。 新学習指導要領に対応した形で、探究の授業の組み立てやカリキュラムの組み立てをどのように…

春休みに読みたい課題図書

短い春休みですが、この時期にきっちりと読んでおきたいと思っている本を紹介します。

教育を志すときに読む本

進学先が決まってくる時期である。 教え子の中にも何人かはこの苦難の時代に教育学部へ進学し、教育を志そうとする教え子たちがいる。 そういう教え子たちへと進める本がこれだ。 時代を拓いた教師たち―戦後教育実践からのメッセージ 作者:田中 耕治 日本標…

【書評】知的生産のための一歩として

これは『調べる技術』や『独学大全』の中高生向けともいうべき内容でかなりの良書ですね。ここで基礎を学んだら『学術書を読む』に挑戦してみてもいいかも。https://t.co/F7fda6Se1Z— ロカルノ (@s_locarno) 2023年2月23日 ツイートしたことを再度ブログで少…

【書評】高校の探究に挑戦する気持ちを持つために

昨日の続きで少し詳しく書評を書きます。 www.s-locarno.com 探究的な学びデザイン 高等学校 総合的な探究の時間から教科横断まで 作者:酒井 淳平 明治図書出版 Amazon 本書は理論や原理で語る本ではなく、現場の熱意と思い入れから語られる一冊だと評価でき…

噂の一冊を手に取る

品切れ続出だと話題の一冊をやっと手に取りました。 調べる技術: 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス 作者:小林 昌樹 皓星社 Amazon なかなかニッチな本だと思うのに、これだけヒットするのには意外感。

本質こそはシンプルに

最近の発売されている本は読み応えがある。 中学校・高等学校 授業が変わる学習評価深化論: 観点別評価で学力を伸ばす「学びの舞台づくり」 作者:石井 英真 図書文化社 Amazon この本はページ数はそれほど多くないのにボリューム満点……!

懸念と不安

予告通り、しっかりと読みました。 国語を楽しく~プロジェクト・翻作・同時異学習のすすめ 作者:首藤 久義 東洋館出版社 Amazon ちゃんとした書評を書きたいと思いつつ、先に拭えない不安に襲われたので、その話を書いておこうと思う。

Copyright © 2023 ならずものになろう All rights reserved.