ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

日本国語教育学会全国大会一日目に行ってきました(速報編)

本日、文京シビックホールまで日本国語教育学会の全国大会へ参加してきました。 本当は明日もあるのですが、仕事から解放されないので参加できないのです…なぜ、月曜日にした、分科会。 まあ、それはともかく本日の内容についての簡単な報告です。詳細な感想…

明日から日本国語教育学会です

明日から毎年恒例の日本国語教育学会の全国大会です。

苫野一徳『教育の力』を読んで

※本記事は、別の場所で、自分が書いた記事を引っ越して来たもので2014年に書いています。 競争や序列化が教育に持ち込まれることに対して、日々、暗澹たる気持ちで過ごしている自分にとって、この一冊のように、真摯に教育について主張してくれる学者がいて…

誰でも手軽にアクティブ・ラーニングはできるのか?

流行のおかげで、ずいぶん、アクティブラーニングのノウハウ本は増えました。 たとえば、KP法だとかワールドカフェ方式だとか、見た目も派手で分かりやすい活動が随分と広がってきたなぁという印象。 でも、そいういう活動先行でいいのかというのが、そろそ…

朝三暮四に騙されてはいけない

部活動問題が巷を賑わせていますが、それに対してこんなニュース。 「部活手当2割増 来年度から文科省方針」(毎日新聞2016年7月28日) ついに金銭面で文科省が動いたかという感じではあるが、内容としてはお粗末だろう。 これで部活動問題を火消されては、…

文科省「放課後等の学習支援活動におけるICT活用事例集」を読んで

ICT

ICT教育が話題として盛んに出ていますが、今日も文科省から出された「 放課後等の学習支援活動におけるICT活用事例集 (PDF)」が各所で話題になっています。早速、自分も読んでみたので、その内容について、自分の見聞きしていることと併せて感想を書いてお…

最近の教育関係のニュースより

備忘録的に、今日見つけたニュースを消化して、コメントをつけておきます。 決してネタ切れということじゃないんだよ、時間がないだけなんだよ!!

夏に勉強したいプロジェクトベースラーニング(PBL)

もうすぐ、一学期の残務も終わって、自分の勉強をする時間ができます。 日々、授業に追われていると自分の勉強をする時間がないので、自分の勉強をしたいところです。 毎年、夏には研究会などもあるので、色々と勉強する機会はあるのですが、自分で勉強をす…

教師は子どもに自己開示を迫ってよいのか

本日、某社の研究会にいってきました。 ポケモンGoがはかどった勉強になったことや思うことはたくさんあったのですが、今日の研究会に参加して一番、感じたのが「協働」というワードに基づいて、だいぶ、交流をさせられたということです。 割と人と話すこと…

振り返りに便利な「大福帳」その1

自分の授業で大切にしているのが、子どもたちが自分の言葉で「考える」ことです。引き続き、生徒からの回収物を見ていますが、まだまだこれからの成長が必要だなぁと思うものの、「筆まめになろう!」と少しずつ書くことを継続してきた効果も見えています。 …

本当にこんなに世の中の学校は「アクティブ」なの?

今週の「教育新聞」で「次期学習指導要領のキーワードに関して…(中略)…3割強が特に重要なものとして「主体的・協働的な学び(アクティブラーニング、AL)」を選んだ」という記事を見つけた(『日本教育新聞』2016年7月18日 第6064号 一面)。 この数字自…

考えることの質が上がらないことの苦悩

夏休みに入り、生徒の学習の記録のコピーの検討を始めました。一度は目を通してコメントをつけているものだけど、改めて時間をとって内容を確かめてみると、学習の質についてが結構気になる…というか、このままではいけないんだろうと思った。 一学期の指導…

ハイブリッド?それともキメラ?

こんな記事がありました。 ひと言で、つまらないと切って捨ててしまうのは簡単なのだけど、実際に、保護者と面談をしていると、少なからず出てくる話題なので、少し考えてみよう。

国語の先生として夏休みを前に生徒に話すこと

明日あたりから夏休みの学校は多いと思いますが、そんな時期なので、国語の先生として生徒に頑張ってもらいたいことをとりとめもなく書いておきます。まあ、個人的に思っていることの備忘録程度に見てもらえれば。

西川純『親なら知っておきたい学歴の経済学』を読んで

久々の休みとしばらくはない休みを活かして昨日少しだけ触れた西川純『親なら知っておきたい学歴の経済学』を丁寧に読みました。 親なら知っておきたい 学歴の経済学 作者: 西川純 出版社/メーカー: 学陽書房 発売日: 2016/07/16 メディア: 単行本 この商品…

キャリア教育を考えるための参考文献

昨日のキャリア教育の話は、少し思い付きで話している部分が大きいので、興味がある人に向けて、比較的、手に取りやすい資料を紹介しておこう。

職業を中心とした指導は上手くいかないと思う理由

アクティブラーニングだとかキャリア教育だとか、巷で最近「職業」と学校の関係について話題になることが少なくない。それこそ、去年、「G型大学」と「L型大学」に大学を区別して、「L型大学」では「学問より実用的な事を教えよう!」なんて言い出し、非難の…

教育のICT化は効果があるの?

昨日に引き続き、ICTと教育についての議論。多くの教員が気になるところは「ICTを使って教育をして効果があるのか」ということでしょう。 なかなか、どうやって「効果があった」というのかが難しいところではあるけれども、「一応効果はあると言えそうだ」と…

ICTを活用した授業をどうやって始めようか

ICTを活用した授業にむけて 最近、とみに「ICT(Information and Communication Technology)教育」が言われるようになって、自分の勤務校でもいよいよ本腰をいれて考えなければならない状況になりつつある。世の中のICTへのニーズもあって、ベネッセの「Cla…

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