ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

教育一般

受験シーズンの終わり

本日から中期、後期入試の合格発表。 これでほぼ合格発表は終了して、繰り上がりなども決着がつくはず。 気づけば週末は20℃を超えるくらいの気温になるし、冬の厳しい受験シーズンはこれで終わりを迎えることになるのです。 ああ、春だなあ…。 安定して変わ…

前期終了・そして後期

本日の東大や京大などの発表で前期の大学入試の発表は一段落。 明後日からすぐに後期入試。 最近は後期入試の数が減っているので、なかなか受験にいくことが難しい。後期まで受験しきってこそ分かることはある。 最後の最後まで受験をして、自分の気持ちにケ…

結局の近道は…

国語の力の差を色々な場面で痛感することが多い今日この頃。 一人一人と話していて、痛切に感じることは、国語の力と曖昧な言い方にはなるけれども、どれだけ言葉を自由に使えるかは、やっぱり言葉に触れてきた量がものを言う部分が大いにある。 その意味で…

生成AIで書けてしまうこと

生成AIの出力は日に日によくなっている。 そのため、自分で何のために文章を書いているのかを見失いがちになるのである。 例えば、受験生のメンタルヘルスは深刻な問題であるのだけど、声かけの仕方は非常に難しい。 そういう内容について相談してみると以下…

あと一週間が長い

国公立大学の二次試験まであと一週間。 かなり指導としても大詰めの時期になってきた。やはり二次試験の問題はどの大学であってもかなり難しい。 しっかりと読み書きをすることができれば、ちゃんと対応することができる問題であるのだけど、そのしっかりと……

国公立大を受けるということ

国公立大学の受験まであと10日。 私立大学の合否もかなり開き始めている状況で、あと10日を目指す生徒たちのメンタルもなかなか不安定である。 二月があっという間に過ぎていくのは、大学受験がジェットコースターのように過ぎていくから。 この年内入試が半…

考えないなら意味がない

探究学習の評価は難しい。 高校のルールとしては、評価を記述で要録に載せなければいけない。おそらくその記述を通知表で生徒にも伝える学校が多いような気がする。 記述で評価を述べなければいけないので、なかなか難しいし手間がかかる。一応、書き方のお…

明日の天気が気になる担任

明日はいよいよ共通テスト。 自分の生徒たちがちゃんと遺憾なく実力を発揮できるかどうかを非常に心配に思っている。 まったく受験とは何でも起こりえるのだ。自分が予想もしないようなところからトラブルが降ってくる。 南関東で生活をしていると、まず一番…

余裕があるときだからこそ考え直す

諸々の仕事にやっと決着がついて、余裕が出てきた。 やっと年末を迎えられそうな気がしてきたし、自分の私的な勉強も進められそうな気がしてきた。 今日は出勤したものの、授業についてもほとんどないため、気分としては落ち着いている。そのため、少し自分…

保護者面談で何を伝えるか

学期末は面談の時期である。 せっかく保護者を学校にお迎えするのだから、しっかりと価値のある時間を提供したいものである。

色々と思うところがあり…

本日はこれに関わる話に色々と… www.asahi.com 合否の状況を見ていると色々と思うところはあるなあ…。 あまり深入りをして話す気はないのだけど、公募推薦であるということがやっぱり引っかかるところであるし、その一手間に割と振り回されたなあ…という気が…

だいたい事前の準備で決まっている

色々な面談の時期が始まった。 年末、年の瀬だなぁ…と思うところ。 この忙しい時期に保護者に時間を割いて学校まで来てもらうのはありがたいことである。面倒だという人もいるけど、自分としてはしっかりとご家庭とコミュニケーションを取れる方が望ましいの…

当たり前だけど、褒められたら嬉しい

微妙に授業数が余ってしまって、持て余している授業がぼちぼちと。 普段はカリキュラム的にやらないような内容を、少しの遊び心と併せて実施してもいいかなぁと思う時期。 遊び心で実験して、次の単元を考える。そういうちょっとしたアイデアを試してみたい…

仕事を手放していくことを考える

自分の職場で抱えている仕事は、割と特別な技術や知識が必要なものは多い。 まあ、マンパワーで形を整えているものは少なくないのである。 ただ、そういう仕事を抱えていくと、自分の仕事が減っていかない。自分がやらなければいけないことが増えてしまうと…

SNSの時代か、それとも

この記事のような話題が、ここ数日盛り上がっている。 www.nikkei.com 正直、今、自分がアクセスできる情報の中では、どこまで何が影響したのかをはっきりと分かるようなことはない。 ただ、何となく空気感としてSNSの影響力が大きくなっているようなことが…

生成AIの使い所はどこにある?

昨日、ぼやきのように生成AIの話を書いた。 www.s-locarno.com まあ、ぼやきなんですが。 こういうへんちくりんな使い方をしているばかりではなく、割と毎日、色々なことに使っている。流石に月額で3000円を払っているので使い倒さないと勿体ないのである。

学期末の評価に向けて…

気付けば11月も中旬に。 そろそろ12月が見えてきているので学期末の評価の準備を始めなければいけないと思っているところ。 そして、先にやってくる考査の問題についても完成させなければいけないなあと思っているところ。自分は考査は必ず初見の問題で出す…

さあ、出願と合否発表

11月1日は大学入試カレンダーとしては、かなり大きな節目になる時期。 というのも、今の入試のルールだと、年内入試の合格解禁日の基準が11月1日になっているため、明日から一気に受験戦線が動くのである。 入試は水物、悲喜こもごも。 すべてが上手く行くと…

また来年に向けて

全国大学国語教育学会の二日目。 本日はうっかりと寝坊して午後からの参加に。実は越谷にくるのは初めて。もちろん文教大学にくるのも初めて。 全国大学国語教育学会で色々な大学に行きますが、それぞれの街の風景を知ることも楽しいですね。 また、来年も参…

誰に向けての授業なのか

授業づくりは難しい。 自分がどれだけ教材研究をしても、掬い損なうことが山ほどあると思うと、とても身につまされるのである。 自分が授業を作るときには、一番国語が嫌いで、やりたがらない子どものことを考える。そういう子どもがいづらい場所にしたくな…

放任ではなく指導をする

他人の授業を見ると、何が必要で何が足りないかということは割と分かりやすい。特にそれが自分よりも後輩の授業であれば、授業の所作のようなところではっきりと何が足りないかは分かる。 自分も学ぶべきことは少なからずあることは間違いないのだけど、それ…

面接練習をどう考えようか

書類を書いているということは、並行して面接練習の時期でもある。 …面接練習をしていると書類を書く時間はどこに…?

バランスの悪さはいろいろなところに

こんな記事を見た。 www.kyobun.co.jp 学校の先生たちの専門領域とはどこにあるのだろうと思うところ。 頑張れば頑張るほどに専門性が迷走していくのが今の学校の働き方になることは非常に難しい。 仕事を手放していくことしかおそらく解決策はないのだろう…

経験則ほど甘くもなく

大学入試の書類作成の真っ盛りである。 最近の大学入試は非常に書類の量が増えている。その書類の添削を相当数こなしているので、割と頭の中が日々、パニックに…(笑)。 これだけの書類を書かせるので、生徒にかかる負担はかなり大きい。独力ですべての書類を…

論理と文学だけではないのだけど…

何度も蒸し返されるこの話。 www.yomiuri.co.jp 「国語表現」の話は端から度外視されているわけで、この議論の論点が「入試」と教員の都合で終始してしまっているのも、まあ…ずっとこの数年。 「現代の国語」はなぜ嫌われるのか: 高校国語の歴史研究と実態調…

ICT活用の差が出てくるか

今年の高校三年生は中学時代からGIGAスクール構想のために、一人一台端末が使えるようになって学校生活を過ごした世代である。 高校卒業後の進路を考えると、半分くらいの生徒が社会に出て、半分のくらいの生徒は大学などに進学する。さて、子どものころから…

学習指導要領の扱いを考える

こんな記事を見た。 note.com 基本的に渡辺先生のご意見に賛同します。 学習指導要領については、盲従するようなものではないが、教員が一条校で人に教えることができる法的な根拠でもあるので、無視するのは筋としてはあまりよくない。 制度が人によって好…

休みや行事が多い時期に教育実習でいいのか

全国の各地で教育実習が行われている時期である。 教育実習は6月と9月あたりに行われることが多い印象がある。 しかし、考えてみるとこの時期は比較的、どの学校も行事が多い時期なのではないか…?と思うところである。 実習で行事を経験することは大切であ…

教室の環境に手を入れたい

最近、授業をやっていると机と椅子が使いにくくて仕方ない。 何かワークをやるのにも動かしにくいし、そもそも生徒の溢れる荷物を収容し切れていないので、作業場所として使いにくい。 また、前後にしか黒板が無いことも、作業としては非常にやりにくいので…

意外としっくりこない様子で

生成AIで文章を色々と活用できるのは、授業の方法や準備の仕方に影響が出るなぁと思っている。 生成AIの良さはやっぱり人間では無理な量をあっという間にこなせてしまうことにある。だから、生徒にフィードバックをしなければいけないものについては、AIの力…

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