ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

一つ一つの立ち居振る舞いが何を示すか

教員の立ち居振る舞いを生徒はよく見ている。

だからこそ、行事などで先生たちがどのように振る舞っているかということに、あまり無意識で生徒と同じレベルで呑気に行動していたらダメだろうと思う。

見られているという意識が、自分の行動を律することにつながる。

教員はある意味で見られることが仕事なのである。見られている意識が無くなって地が出てくる。不用意に地を晒すことに無警戒になったら、やはり教員としてはちょっとなぁ…と思うのだ。

最近、自分は色々なことに短気になっている自覚がある。他人を変えることはできないし、自分の思い通りにしようなんて思ってはいけない。

でも、教員として「ちゃんとしろ」と思うことが増えたのは、それだけ自分が教員という仕事が染みついてしまったのだろうか。世の中と乖離したところで、なんだか自分があぐらをかいていないかと心配になる。

ただなぁ…。

子どもに任せて、委ねていこうと考えるならば、言葉や行動で強制しない分だけ、自分がどのように見られるのか、裏を返せばどのようにありたいのかという意識がなかったら、ただの放任になってしまうのではないかなぁと思うのである。

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