ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

無限に増殖する仕事を

時間があれば無限に仕事に時間を使ってしまう。この意識を持たないと、いつまで経っても仕事の軽重をつけることができないままになる。

それは働き方として決して持続可能ではないのだ。

中断されることの多い職員室

仕事が無限に増えていく原因の一つになるのが職員室のあり方である。

基本的に人が仕事をしているのお構いなしに電話は入ってくるし、平気で声をかけてくる人が多い。

基本的に座って何かに集中して仕事をするのに向いていないのが、職員室である。

やはり、仕事によってはまとまって集中しないと難しいケースもある。特に成績周りの仕事や文章を書く仕事は中断されると、訳が分からなくなる可能性が高いので上手くいかないのである。

どこかで退避して集中しなければいけない瞬間もあるのだ。

諦めて分解する

とはいえ、職員室は生徒の対応をしてナンボの職場なので、自分勝手に引きこもって自分の仕事ばかりをするようなことはあり得ない。そういう仕事の仕方は感心しない。

ただ、やっぱりそれでも集中したいのも事実である。

そういう場合は、諦めてタスクを分解して、15分まとまりくらいの内容に常に小分けしておくしかないのだ。

とりあえず、様々な仕事に対して細かく分解しておいて、怒濤の職員室の中で15分くらいずつガバッと集中して仕事に取り組むようにしたいところである。

とりあえず、手つかずになっている仕事は怖い。

仕事の総量の見通しが分からないものを抱えたままにしておいて、グダグダになることは非常に恐ろしいことである。時限爆弾として必ず炸裂するからね!!

細かい管理を止める

子どもに対して教えるという仕事だからこそ、様々なことに対して神経をつかっておきたいという気持ちはよく分かる。

しかし、そうやって色々な活動をこまごまとコントロールしていくのは非常に筋が悪いのだ。

結局、思い通りにコントロールができる日はやってこないし、かけた労力に比較して成果としては微々たるもの、下手するとマイナスになりかねないのである。

諦めましょう。

その場その場での現場の判断力や子どもの判断力を信じてみるしかない。そうやってやってみて出てくる問題を修正していくサイクルをどれだけ早く回せるのかということにこだわれば良いのである。

これも総体が分からないものをむやみに恐れて怖がるのと話は同じである。

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