夏になってようやく少し自分の勉強をするだけの余裕を持てます。
この夏については、予告している通りPBLを中心に、アクティブラーニングやキャリア教育について勉強をしなければならないと思っています。
その一つの方法として、学研がここ数年行っている「高校教育フォーラム2016」に明日から参加してきます。
一番の楽しみは一日目の専門家の講演
リンク先からどのようなプログラムになっているのかを見てもらうとわかるのですが、かなり盛りだくさんの内容になっています。
去年も参加したのですが、一日半拘束されることになるので、体力的にも知的にもなかなかハードなスケジュールです。
そういうプログラムですから、メリハリをつけて聞いておかないとと思うわけです。
自分がわざわざ関東圏から京都に出向く理由としては、単純に京都が好きで空き時間に京都観光を楽しむためこの大会の初日に京都大学の溝上慎一先生をはじめとした様々な方面の専門家のお話が聞けるということが大きいです。
特に今年の初日のプログラムには「アクティブラーニングで学ぶ日本の古典」と題した成蹊大学の平野多恵先生のお話があるのも個人的にはGoodです。
去年は首都大学の先生の「ゼミナール入試」の成果についての話が非常に面白かったので、今年も専門家のこれまでの実践のご紹介から勉強できればなぁと思います。
現場からの報告はどうなるか
この大会の二日目のプログラムは現場の教員からの実践報告が中心になります。
実際に、現場で悪戦苦闘している報告を聞くと、自分たちが今後どのように実践をしていけばいいのかということについてのヒントになります。
まあ…逆に「同じ現場なのにこんなに差がつくのか…」と暗澹たる気持ちになることも少なくないことは付記しておきます。
実践報告などが中心となるため、正直なところ、クオリティにバラつきが大きいところです。「わざわざ京都まできて聞かされるような話じゃないよね」というのも今までになかったわけではないのですが、一方で目が覚めるような報告もあるため、さあ、どちらに転ぶことになるか……といったところです。
あとは、こういうテーマの大会であるので何かとほかの参加者と話す機会もあるので、そういう場面で少しでもつながりができればよいんじゃないかと思っている訳です。
どうしても、私学に勤めていると転勤がないため、人脈が広がらないという悩みがあります。こういう機会に少しでも知り合いを増やしたいものです。
遠出してまで勉強する意味はあるのか
正直なところ、別に首都圏で大小問わず勉強会や研究会の類は山ほどある。わざわざ、京都まで出向かなくても似たようなコンセプトのものはあるように思います。
特に、「アクティブラーニング」については、どこも必死になって専門家や研究者を読んで講演会や実践報告をしている感じはあります。
つまるところ、自分がこの学研の「高校教育フォーラム」に参加するのは、別に学研に恩がある訳でもなく(笑)、ただ、単純に京都に行きたいからというのが大きいです(笑)
そのついでに、溝上先生のお話を聞けたりそれなりにやる気のある先生方と知り合えたりするのはおいしいのです。
そんなわけで、明日から京都で勉強に行ってきます。何か面白ことがあればブログにも書こうかと思います。