せっかくの自転車ライフに文字通り雨天で水を差されたので、本日は自動車の趣味の話です。
人と違うところを攻めるクセ
自分は自動車やバイクも好きなので、一般の人にはあまりなじみのないところを攻めがちです(笑)まあ…今はバイクは手放してしまっていますが。
上の写真はイメージとしてflickrの貼り付けですが、自分の愛車もダイハツのコペンです。ちなみに過去に乗っていたバイクはKawasakiのバリオスⅡ*1でした。
そうして今乗っているコペンもあえての旧型というこだわりなのです。現行の新型コペンは町では随分見かける印象がありますが……。
新型コペンはコペンじゃない
先に新型コペンユーザーには謝っておきますが、新型コペンはコペンじゃない!と思っています(笑)だって、旧型コペンが欲しくて生産終了の知らせを聞いて、在庫がなくならないうちに慌ててultimateエディションⅡを買ったのですもの。
直列4気筒エンジンも現行の軽自動車では絶滅していますし、美しいフォルムや無骨ながらもコペンのためだけにデザイン細部のこだわり……現行コペンにはないもの尽くしです。とにかく現行コペンは見た目だけ雑にコペンになっていて、車として中途半端だし、致命的にチープに見えてしまう。アクティブルーフだけは旧型のデザインなのに、あのダサいカクカクの車体に乗っけているからバランスが悪い。何というか丁寧さが旧型ほど感じられないのです。…以下自重。
少し手を入れてます
自分の愛車の旧型コペンですが、Dsportsのパーツで多少、カスタマイズしています。
そもそも、アルティメットエディションⅡ自体が、それ自体で恐ろしいほどこだわりのあるスポーツ仕様なのですが。レカロのシートなどいいですよー。
ま、カスタマイズといっても、見えるところをやるのは趣味ではないので、見えないところですが(笑)
1.エンジンコンピューター
コペンの四気筒エンジンのスペックは恐ろしいものがありますが、ノーマルのままだとデチューンされていて、パワーを活かしきれません。ですから、お手軽に本来のスペックを取り戻すこのアイテム。

D-SPORT(ディースポーツ) スポーツECU コペン L880K II型以降 89560-E082
- 出版社/メーカー: D-SPORT(ディースポーツ)
- 発売日: 2012/05/10
- メディア: Automotive
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おかげでうちのコペンは軽自動車ですがハイオク仕様です。
もちろん、これに合わせてエアフィルターも変わっています。
2.ラジエタークーリングパネル
コペンは致命的に熱に弱い。

D-SPORT(ディースポーツ) ラジエタークーリングパネル コペン用 53151-B080
- 出版社/メーカー: D-SPORT(ディースポーツ)
- 発売日: 2012/05/10
- メディア: Automotive
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エンジンコンピューターを変えていることもあるので、この装備は必須です。
3.マフラー
唯一外からみても分かるのがこの部分。

D-SPORT(ディースポーツ) スポーツマフラー Type2 【DAIHATSU コペン L880K】 17400-B083
- 出版社/メーカー: D-SPORT(ディースポーツ)
- メディア: Automotive
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※厳密には上の商品ではない。
ま…コペンの弱点の一つに、経年劣化でマフラーが落ちるというのがありますので(笑)先に取り換えました。
4.ストラットタワーブリッジ
なんじゃそりゃ?と言われるかもしれませんが、エンジンルームに付け足して剛性を増すためのパーツです。
どうしてもオープンカーなので……まあ、鰯の頭も信心から。
鰯の頭と言えばアーシング
アクティブルーフなのでどうしてもバッテリーが気になるのです…
まあ、これは中古で買った時の前のオーナーのオマケですが。
見た目はいじらない
エアロパーツも豊富にあるコペンですが、自分がコペンのノーマルのデザインが好きなのです。だからこそ新型コペンのデザインのちぐはぐさがとても嫌なのです。特に最近出た「セロ」の旧型モドキは旧型の全体的なバランスのよさを理解していないなと、そりゃあ、販売台数でS660に負けるよなと思う。
コペンのボディは美しかった。だから手を加えない。OK?
よく一般の人々からは「かわいい」と言われ、「かわいいからあんたにはにあわない」と言われるわけです。
うるせえよ、である。
乗るのが楽しい車は乗りやすいわけではない
とても今のコペンを気に入っている。わざわざ自宅から遠く離れたコペン専門店にまで点検をお願いしに行くくらい、コペンのことをわかっている人にしかコペンを触らせたくないと思っている。あと10年は乗るぞ!
とても乗るのは楽しい。同じダイハツのムーブだとかでは体験できない感覚がある。ロードスターには並べないけど(笑)、S660よりは実用性も残ってこだわりのある車だと思いますよ*2。
でも、だからといって便利な車ではない。
そもそも荷物がさっぱり乗らないし、慣れない人は乗り降りもできないくらいの狭さだ。燃費だって車体が重い分、リッター12キロくらいしか走らないし、足回りだって固いから振動だって大きい。
雨が降ると雨漏りしまっせ?びっくりするくらい漏れます。エアコンの利きは悪く、自分はそれで渋滞中に病院送りになりかけました(笑)
でも、そんな車だからこそ、趣味で乗ろうと愛せるのですよ。なぜ、この手の車に乗るのに利便性だとか手軽さを求めようか……。
分かってもらえるだろうか、この個人的趣味。このおかげで全然、自転車を買う気が起きなかったのでした。
今後はコペンに自転車を積んで輪行へいくのが夢です。