ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

ちょっと無理がと思いつつ…

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やっと色々な行事が落ち着いて、自分の授業に生徒ともども集中できそうである。しかし、実は模擬試験などがあるので授業数は全然確保できていないという事実も一面にあり……。

次の考査まであと片手で数えるほどに…

何が原因か分からないが、とにかく授業の数がない。

やっと落ち着いて授業ができると思うと、次の授業まで片手で数えるくらいしかない。こんな状況でも考査はやらなければならない(立場的に拒否権がない)ので、どうにか意味のあることをしなければならないと思っている。

 

成績をハックする: 評価を学びにいかす10の方法

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正直、考査の平均点を調整しつつ、なおかつ考査を生徒にとって意味のある学びへとするための勝ち筋が見えてこない。負け戦、撤退戦になりそうな予感がしていて、自己嫌悪している。わかっていた事態だから前々から考えてはいたが、それでもいいアイデアがなくいよいよ追い込まれているのである。

やらねばならないことは数え上げられるけど…

授業時間数が足りないけど、授業でやらなければいけないことは考査も終わってだいたい見えてきている。課題がいっぱいあるので、さあ、一つ一つ色々と楽しくやっていこうという気持ちでいるものの、授業数が足りない。

授業数が足りな過ぎて、身動きが取れない。

まあ、これまで自分が授業数を無駄遣いしてきたからこそ、短時間でギュッと効果が出るような成果を得るにはどうしたらよいのかということを無碍にしてきたのがよくなかった。これまで増単して授業数が余裕だったものが急激になくなって、完全に路頭に迷っている感がある。

現在は移行期間ということもあり、「現代の国語」の学習指導要領を睨みながら授業でどのような言語活動をやろうかと考えているが……いやあ、これはかなり厳しい。ここまで事細かにあれこれ書かれて、高い水準の要求がなされているのに、2単位である。

 

高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 国語編 (平成30年7月 (高等学校学習指導要領解説))

高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 国語編 (平成30年7月 (高等学校学習指導要領解説))

 

 

何をどこまで取捨選択するのかを漫然に考えていると全く勝負にならない。

教科書の文章の「内容」自体をどこまで生徒が考え、理解するべきか……その見立てがなく、漫然と授業していると、完全に「読むこと」だけで授業が終わる。

だからといって「内容」の理解に穴が大きい状態で、言語活動を重ねたところで「活動合って学びなし」になる。

時間さえあれば色々と解決なんだが……。

とりあえず先を見据えて…

こうなってくると何をどこまで理解できればいいかということについて、浅く正確にの方向で一旦、決着しないといけないなぁと感じる。

一年間の他のカリキュラムでカバーしながら、進んでいくしかない。こうなると道具を揃えることにばかり終始しそうだが……やるしかないと思うし、却って迂遠でも力はつくだろうし、自分で読めるようになるだろう。

そうなると厄介なのが足並み揃えろと言われるカリキュラムの存在。無理無茶が出来ない。

そうなると、教科書の方に子どもを寄せていくような授業の立てに陥るが……望ましくはなかろう。

今回は三角ロジックを色々と考えて触れておきたい。

 

授業で使える! 論理的思考力・表現力を育てる三角ロジック: 根拠・理由・主張の3点セット

授業で使える! 論理的思考力・表現力を育てる三角ロジック: 根拠・理由・主張の3点セット

 

 

よりによって「随筆」で触れるべきことでもないよなあ……と思いつつも、逆に随筆だから面白くなりそうな部分もあり……。

もう少し煮詰めていけば、もしかしたら面白いものになるかもしれない。

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