ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

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【書評】『学校は、何をするところか?』を読んで元気になる

Russian tall ship Pallada

苫野先生と菊池先生の対談の本が出版になりました。

学校は、何をするところか?

学校は、何をするところか?

 

帯の通り「根本から考えよう!」という熱意の伝わってくる本です。

この前の多賀先生との本が今の学校をどうにかしなければ!という憤りに近いものを読んだ後に抱いたのに対して、今回の本は何となく元気をもらえる、明日から頑張ろうと思うような本でした。

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【書評】「何のための教育か」と思い知らされる

高大接続の本質―「学校と社会をつなぐ調査」から見えてきた課題 (どんな高校生が大学、社会で成長するのか2)

高大接続の本質―「学校と社会をつなぐ調査」から見えてきた課題 (どんな高校生が大学、社会で成長するのか2)

  • 作者: 溝上慎一,京都大学高等教育研究開発推進センター,河合塾
  • 出版社/メーカー: 学事出版
  • 発売日: 2018/02/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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とにかく、今月は本が多い。そして内容が重い。

昨日、紹介した『情報時代の学校をデザインする: 学習者中心の教育に変える6つのアイデア』に負けず劣らず、重要な一冊です。

まだ、例によって流し読みですが、やはりエネルギーを感じる本なので、簡単でも紹介します。

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【書評】ミネソタニューカントリースクールだけでなく…

Sunset (2)

予告していた本が届きました。

情報時代の学校をデザインする: 学習者中心の教育に変える6つのアイデア

情報時代の学校をデザインする: 学習者中心の教育に変える6つのアイデア

  • 作者: C.M.ライゲルース,J.R.カノップ,Charles M. Reigeluth,Jennifer R. Karnopp,稲垣忠,中嶌康二,野田啓子,細井洋実,林向達
  • 出版社/メーカー: 北大路書房
  • 発売日: 2018/02/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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プロジェクトベース学習のトップランナーであるミネソタニューカントリースクールのことが書いてあることに期待して買ったのですが、それ以上にとてもよい本だと感じました(まだ、流し読みしかしていない)。

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【感想募集】国語科のICT化と古典教育はこれでいい?

Graphical

こんな本が発売になった。

アクティブ・ラーニング時代の古典教育 小・中・高・大の授業づくり

アクティブ・ラーニング時代の古典教育 小・中・高・大の授業づくり

 

タイトルは「古典教育」なのですが、かなりICT教育についての言及も多くあり、意外感がありました。その意味では国語科のICTに興味がある人には読んでも損がない本なのですが…

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意外と使えたAmazon Prime Reading ~教員向け読書リスト~

Untitled

Amazonのプライム会員の特典として、電子書籍読み放題サービスであるPrime Readingというものがある。

少しは使っていたのだけど、追いかけていなかったので見落としていましたが、しばらく見ないうちに結構色々な本が読めるようになっていました。

その本のリストを見るとビジネス書やコミックばかりだろうと思っていたのですが(Kindleのオーナーズライブラリーが酷い)、かなり教員が読んでも面白い本があるのではないかとたまたま気づいたので、せっかくなので紹介しておきます。

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