明日から入試業務や授業初めと忙しくなるので、頭を使わないで趣味の読書。
せっかくなのでコーヒー屋でブランチをしながらの読書。
軽めの読書が好きです
実は自分は最近の流行作家ってあまり得意ではない。
名前を出すのは憚られるので書かないけど映画化されたりアニメ化されたりするような小説ってライトノベルではなくて一般小説だとほんと、あまり楽しく読めない。
端的に言えば、芥川賞とか直木賞とかの小説が読めないのです(国語の先生にあるまじき発言かもしれない…?)。
極端な話、村上春樹よりも高畑京一郎の方が好きですし、司馬遼太郎よりも水野良の方が好きです。いや……だって、今読んでも「クリスクロス」とか「タイム・リープ あしたはきのう」とかできよいですよね。
タイム・リープ<上> あしたはきのう<タイム・リープ> (電撃文庫)
絶対、司馬遼太郎よりもロードス島の方が面白いって……。個人的にkindleで合本版が出たのは、小躍りしたよ!
【合本版】新装版 ロードス島戦記 全7巻<【合本版】新装版 ロードス島戦記> (角川スニーカー文庫)
- 作者: 水野良
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2015/12/04
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……表紙の絵がちょっと気に入らないけど(笑)
そんなわけで、まあ、一般小説よりもライトノベルの方が好きです。
米澤穂信の久々の<古典部>シリーズの新刊
んで、今日、読んだのが米澤穂信の<古典部>シリーズの最新刊。
新刊として出てから忙しくて積読になっていたのをようやく消化。
「日常の謎」をテーマとした推理小説であり、青春の苦々しい側面を上手く描き出しているシリーズなので、読んでいて心に沁みてくるものがある。
その意味だと、京アニがアニメ化した「氷菓」はその苦々しさを上手く描いた名作だと思っている。
原作のストックがないから2期を望めないけれども、今回の新刊と合わせて映画化されないかなぁ……と期待しているが…。実写映画には興味ありません。
残念ながら、この新刊はシリーズものであるので、他のシリーズを読んだことがない人は多分面白さは半減してしまう。本書の作品はどれも短編であるので前提知識を無視して読んでも十分に面白いけど、やっぱり素直に『氷菓』からシリーズを追って読んだほうが楽しめると思われる。
なお、米澤穂信がライトノベルなのかどうかと言い出すと様々なところで喧嘩が起こるのでやめておきましょう。
などは、<古典部>シリーズとは全くテイストが異なる作品。直木賞候補になったことからもわかるように、ここまでくるとライトノベルとは呼ばないだろうなぁ。
アニメ化もされたし
個人的に「このラノベがすごい!」大賞の作品は好きで追いかけてしまっている。
今年はちょうどこの秋にこのシリーズがアニメ化された。
んで、ちょうど、時期を合わせて新刊が出ていたが、それが積読になっていたので消化。
魔法少女育成計画 QUEENS (このライトノベルがすごい!文庫)
- 作者: 遠藤浅蜊,マルイノ
- 出版社/メーカー: 宝島社
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ラノベらしいラノベ。見た目ほど優しくないのはご愛敬。
マンネリ感が…
惰性で買って、積読になっているシリーズがあった。
新大陸に行ってからがどうも……。
まあ、これも消化。これもシリーズものだから、いきなりこれから読んでもあまり面白くもないのが難点。生徒には勧めにくい。
究極の暇つぶし…というか時間の浪費
自分が究極に時間を無駄遣いするときに読むのが生徒会の一存シリーズ。
【合本版】生徒会の一存+新生徒会の一存 全12巻<【合本版】生徒会の一存+新生徒会の一存> (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 葵せきな
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特にいうことありません。時間の無駄をしたいときにぴったり。
何も学ばない。何も生み出さない。なんと自由なことか。
楽な読書がいいです
教材研究に疲れたり仕事が始まることから現実逃避したりしたいときにはライトノベルが一番です。
普通の一般小説が好きじゃないんです……。
しかし、とはいうものの、リーディングワークショップをやっていくなら図書室にある本くらいは把握しないとなぁ…。