こんなことをつぶやいた。
教員は憑かれたように当たり前に残業しているから、子どものキャパを無視して宿題を押し付けられるのではないかと、ふと気づく
— ロカルノ (@s_locarno) 2017年2月6日
これは冗談なんだけど、案外反響が大きかったのは……。
もう、今日は疲れたので30分だけ思いついたことを適当に書くぜ!
無駄な仕事を増やしていないか
火のない所に煙は立たぬが仕事のないところに仕事を増やしているのが教員ではないかとつくづく思う。
例えば、補習と称して生徒を呼び出して拘束するのは本当に無駄な労力だと感じている。成績不振の生徒に対する手当がなくて良いとは思っていないけど、果たして、本人がやる気がないものを呼び出してやらせても費用対効果があるのかというのは最近、疑問である。一対一ならまだしも、何人かをまとめて対応となると……非効率な授業の再生産な気がする。
逆に成績上位者をまとめて拘束というのも、あまり効果があるように思えない。第一に、成績が上位であるならば、自分で勉強方法を確立できている場合が多いし、そもそも色々な方面からの宿題などに追われているのに、それ以上に子どもから時間を奪い取るような補習はしても、悪影響の方が大きい気がするのです。
いや…最近は、色々な学校がこぞって「早朝学習会をします!」とか「放課後の補修が充実!」だとか宣伝してますから、自分のところはやりません!!なんてことは中堅の学校は絶対に言えない。不毛だ。
第二に、成績上位者だけ集めると、その他の生徒が歪む。劣等感を抱く…とまでは言わないが、結局、いびつな教員配置になったりホームルームに担任が入れなかったりすることで、微妙な軋轢が積み重なる。今時、少人数制を妄信するのもどうかと…。
この本ももう十三年も昔なのですね…。
子どもの持ち時間を計算してますか?
色々なところであたりまえのように話題になるけど、子どものキャパシティーをちゃんと理解しなければダメでしょう?
各教科が…教科レベルならマシだけど、科目担当がそれぞれめいめいに好きかってに宿題や課題を投げるから、生徒は想像以上に時間がない。
そこに部活動まで重なってくるんだから、そりゃあ、朝に学校来てから死ぬ気で問題集の答えを写す生徒もでるよね…不毛だ。
しかも、そうやって締め上げた生徒のうち、提出物が出ない生徒を追いかけるんだから、自分で自分の仕事を増やしているというものであるよ…。
できる生徒がいるからできない生徒がサボっているという論法は非常に乱暴なはずなのに、なぜかまかり通ってしまうし、聞こえがいい。通学時間をとっても生徒によっては一時間以上差がある場合もあるんだから…往復で二時間違ったら勉強時間だって変わってしまうよ…。
そして、そもそもそうやって不毛な宿題を押しつけて、成績がよくなっているかと言えば(自主規制)。答え写しているの見てますよね?何とも思わないのかなぁ…。
月曜の朝いちばんから…
担任をしていてとにかくつらいことが何かといえば、月曜日の朝いちばんから机につっぷして寝ている生徒が少なからずいることだ。
どうして休み明け一番からこうなってしまうのか……ここまで疲れ切っている子どもを叱咤するのは限界があるんじゃないの……?
そうやって寝てしまったらますます授業についていけなくて、余計なものが増えていく……悪循環だ。
でも、それって子どものせいなのかな?
おっと、時間だ。今日はここまで。