地味に始業式が遠いわが勤務校……。生徒が来ないので飽きてきた(笑)
生徒が来ないと授業のネタのブログも書けないので、舞台裏のような雑談です。便利なツールやライフハックを見つけては試したい人間なので、自分のやっていることも話したいのです(笑)
アイデア大全――創造力とブレイクスルーを生み出す42のツール
- 作者: 読書猿
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2017/01/22
- メディア: 単行本
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全てのアイデアの集積場を決める
新しいアイデアはそうそうひらめかないのです。もともとの頭がそれほど良くないので、斬新なアイデアだとか新規性のあることは思いつきません。
だから、授業を作るにしてもブログの記事を書くにしても今までに溜めた「ネタ」を読み返すことでネタを見つけてきます。
アイデアは寝かせるといいという話は、外山滋比古の『思考の整理学』にも出ていますよね。別にこの話も自分のオリジナルという訳ではないのです。
だからこそ、「多くのアイデアを溜めておく」ということは自分にとってはかなり重要なことです。
基本的に手書きが死ぬほどきらいなので、大学時代も「京大式」なども長続きせず……。だから、昔からデジタルに蓄積していました。
もともとはエクセルに日付と内容をひたすら打ち込んでいきましたが、WebページやPDFはすぐには見られないのであまり便利ではなかった。
そんな中、救世主のように現れたのがEvernoteです。
とにかく、何でもかんでも思いついたら放り投げて保存できる……便利な時代になってものです。
ですから、個人情報や機密情報などを除いて多くの情報はEvernoteにすぐに保存しています。CiNiiからPDFをダウンロードして保存したり……できなくなって悲しいけど、やっていました。
Evernoteは最近は有料でないと使いにくくなりましたが、月に一度、外食を我慢すれば払える額なので気持ちよく払ってしまってます。
Evernoteの便利な点としては強力な検索機能です。何かアイデアを出すときにはノートブック単位に読み返したりキーワードを検索したりすることで思わぬアイデアが湧いてくることがあります。
ちなみにツイエバを使っているのでつぶやきやお気に入りも保存しています。自分がTwitterでRTしたりお気に入りしているのはアイデアの種として保存するためです。普段はマリーンズのことをヒートアップしていますが、たまに真面目なことをいうのはあくまで自分用のメモなんですよー…。
日々の記録は手帳に集約する
Evernoteは便利なのだけど、いつでもどこでも使えるわけではないのとパラパラと読み返してみるにはあまり向いていない。教員という仕事をしていると「去年の文化祭の頃になんかあったな…」などと一年ごと、三年ごとなどのように周期的に似たようなことが起こるため、そんなときにはアバウトにパラパラと読み返せる紙の手帳のほうが便利だ。
だから、自分はほぼ日手帳カズンを使って、毎日仕事の棚卸と業務日報を書くようにしている。
新しいアイデアを書く……というよりは、見返した時にアイデアを作るための仕込みですね。やはり、手帳の強みはカレンダーと連動していることです。毎年、同じことに苦労している自分の記憶力の弱さよ……。
素早くメモをするにはGoogle Keepが最強
基本的に手書きが嫌い。手帳にメモをすることも多いけど、手書きをしないで済むときは手書きをしない。
スマホが問題なく使える場所でのメモとしてはGoogle Keepが個人的には非常に使いやすいと感じています。
メモを取るという意味だとEvernoteも同じようにメモを取る機能がありますし、対応のアプリも多くありますが、案外、殴り書きのようなメモを育てていくには向いていない感じがあります(というか、情報量の多いデータを保存できてしまうから、逆に殴り書きのようなメモが浮上してこない)。
一昔前は全然、使い勝手が悪かったのだけど、最近はかなりサクサクと動くし付箋のようなインターフェースがブレーンストーミング的な使い方ができて良い。
上の画面は実際のGoogle keepアプリの画面です。なかなかきれいで見やすいでしょう?しかも、Evernoteがノート数増えると動作がモタモタするのに対して、非常にサクサク動くんです。
また、Evernoteのユーザーは共感してもらえるかもしれないけど、上のようなメモはEvernoteに残すのは何となくもったいなくて気が引けません!?
メモの使い方としては、ここで溜めたつぶやきを色分けしてまとめてみて、ある程度まとまったアイデアになったら文章化してブログに書いてみたり、実際の授業にしてみたり、Evernoteの方にアーカイブとしてメモしたり…という使い方をしています。
ブレーンストーミングの保管場として使っているイメージですね。
なお、このGoogle keepの価値を高めているのが「音声認識の精度の高さ」です。
このアプリはボイスメモを残すことができるのですが、同時にその音声を文字化してくれる機能がついています。その音声認識の精度が非常に高い。
だから、思いついたことをチマチマとスマホで打って面倒になることもない。思いついたことをその場でGoogle keepを起動して話しかければ、それだけでメモが完了してしまうのです!!
もし使っていないのであれば、一度触れてみることをおススメします。
とにかく情報収集が教職には大切だと思っています
教員は日々アウトプットに迫られています。
だから、非常に情報収集が大切だと思っています。
なぜなら、インプットをサボるとあっという間に自分が枯渇します。
ぺらぺらと話すのは上手であっても、そりゃあ中身がペラペラだから話せるんですよ。本当に中身が詰まっているとペラペラとは話しにくくなるものです。
どうにかしていろんなことをきちんと記録していきたいなぁと思います。