今週のお題「わたしの手帳術」
自分は以前から何度か記事を書いているように、ほぼ日手帳ユーザーである。
今年度は5年手帳を株主優待でもらい、ついに三種類も手帳を使い分けて生活しているのである。今週のお題ということもあり、また年末も近づきつつあるので、今年の手帳の運用法について紹介しよう。
三つの手帳を使い分ける
自分は上の写真の通り、三つの手帳を使い分けて生活している。
ほぼ日手帳 2019 手帳本体 オリジナル A6 2019年1月はじまり 日曜はじまり 1日1ページ
- 出版社/メーカー: ほぼ日
- 発売日: 2018/09/01
- メディア: オフィス用品
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まだ来年度の分は注文していないけど、たぶんほぼ日手帳を使い続けると思う。
ほぼ日手帳のメリットとしては、紙質のよさとメモのスペースの多さである。とにかく書いて何か作業するのに便利な手帳であり、フィーリングに合っているので使い続けている。
本当は五年手帳は個人的にはあまり好みではないので使わなくてもいいのだが、株主優待でもらったということもあり、今年は使っているのである。まあ、教員稼業は毎年同じ時期に同じことをする確率が高いので、5年手帳は使いやすいかもしれない。本校は中高一貫なので6年手帳であってほしい気もするが。
情報の母艦・ほぼ日カズン
ほぼ日手帳シリーズでもっとも大きいのが「カズン」である。
これは基本的には持ち運ぶことは前提にしていない手帳である。A5判のデイリー手帳なので分厚くて重い。その分、大量の情報を書き込むことができるのがメリットである。
自分の使い方としては以下の通りである。
ページを三分割し、それぞれの箇所に予定や反省を書き込み、PDCAを回すようにしている。
毎朝、出勤した段階でタイムラインに一日の予定を記入しつつ、Todoistからやるべき仕事を書き出して、どんな順序で行うかの見通しをつけるようにしている。
二度手間のように見えるが、自分で書き出しながら順序を考えると、一日のシミュレーションができるので良い感じなのです。
また、その予定についての振り返りを退勤前にページの下半分に記入する。どちらかと言えば、愚痴を投げ出しておくことで帰宅前に嫌な気分を解消するという目的に近いが、立てた計画と実行できたことの差を確認することで自分の体調やモチベーションを確認しているともいえる。
基本的に、ページが大きく、何もしないと余白は多く余るので、何かあれば気兼ねなくメモできるのもこの手帳の良さである。だから、何か頼まれごとやイレギュラーがあれば取捨選択せずに、とりあえずここの書いておく。そうすることで仕事の飛ばしを少なくすることができる。
また、会議についても基本的にやる気がないと暇なので目ざとくメモをしておくと、後から誰が何をどうするのか、ということの水掛け論を防げるので、自己防衛的な意味でも書いておくようにしている。
カズンは生活情報を収集する母艦なのである。とにかく、なんでもかんでもここにあつめておけば、あとから取り出すことは難しくない。そういういい加減な使い方が向いている。
ちなみに、カズンのそのほかのページについては、読書メモなどにつかったりしています。特にウィークリーページについて、授業や研究に使う書籍関連をメモするようにしています。時系列に並ぶのが意外と便利。
遊撃用のWeeks
カズンは持ち運びが面倒なので基本的に机の上から動きません。
実際に持ち歩いて使用するのがWeeksだ。自分は以下のように主に予定と実績を細かく管理するのに使っている。
自分は受け持っているクラスの種類がやや多い。すべてのクラスで別の授業を展開していることもあり、ちゃんと書いていないと何をいつどこで話したのかさっぱり訳が分からなくなる。
だからWeeksではそれぞれの日に、どんな授業を行ったかということを左側の日付の欄にするようにしている。右側のメモページには行事予定を書くようにして、一週間の仕事の調整を行うようにしている。
また、Weeksの後ろのページにはメモページがある。今年からMegaといってメモページだけで200ページ以上のものが発売になったが、一年使ってみたところ、随分と持て余してしまった。原因としてはiPadで授業の予習をするようになったので、紙にメモをしなくなったということが一番影響している。来年はふつうので良いかな、どせいさんので。
つくづく、自分が手書きが嫌いなのだと思う。iPadの手書きがストレス少ないのは、デジタルを組み合わせてきれいなメモがとれることや書き直しにストレスを感じないということがあまりに大きい。もしかするとこのページは今後、ますます使わなくなるかもしれない。
ただの日記だけど…
5年手帳については、運用一年目ということもあってただの日記帳にしか使えていない。
二年目以降になれば、少しは意味が見出せるかな?
現状では、自分としてもあまりモチベーションが高くないせいか、しょっちゅう書き忘れる。
手帳で頭を軽くする
三刀流は自分でも多すぎる気がしている。話としてはカズンとWeeksで十分済んでいる。五年手帳は……やっぱりコンセプトとしても微妙な気が……。
ともかく、二刀流にはそれなりに意味がある。
情報をモレ・ヌケなく整理したいときにはカズンの余白の大きさはけちけちしなくていいので気分がいいし、機動性を考えるとWeeksの大きさのバランスは絶妙である。
こうやって必要な情報がどこにあるのかということが、自分の中で一元化されていると、予定をどうしようかという煩わしい悩みから解放されるのです。
手帳は何を書くのかをはっきりさせて使うべきだと思う。何をどこに書いてあるかはっきりしているときに、その手帳を見返す価値が生まれてくるのだ。