これも次年度に向けての準備の一環である。
日々の生産性を高めて確実に蓄積をしていくためには記録の取り方の工夫が非常に重要である。特に次年度は観点別評価の導入もあって、色々な試行錯誤をすることが目に見えているので、きちんと記録の取り方を考えておきたい。
記録の母艦はNotionに
使い心地が好きで愛して止まなかったほぼ日手帳を止めるだけのきっかけとなったのがNotionである。あらゆる情報を補完するための母艦として一番信頼して使うことが出来るサービスであると感じる。
これまでは基本的に授業記録だけをNotionで集約していた。
今後は授業記録のみならず業務日誌を全てNotionに移行したいと考えている。
授業記録や会議の記録などを業務日誌にリンクさせて、後から確認が出来るように構築したいところだ。
Notionの良いところはページをいい感じにリンクさせることが出来るので、「授業記録」「読書記録」「会議録」……などを個別のデータベースにして作っておいても、リンクで業務日誌に簡単につなげられることである。
自分の日々の生活を多面的に把握し、抜け漏れや不調の原因などをきちんと追いかけるためにはこれ以上無く便利だろうと感じる。
2月から試行しているが、打ち合わせの内容などを後から検索でほぼ確実に見つけ出すことが出来るのでよい感じ。
テンプレートボタンを作って、毎日、同じ形式でメモを重ねるということをしようと思う。
ちょっとやってみたいなぁと思うのがフォトログである。毎日、何でも良いから必ず一日一枚の写真を撮り、それにコメントを付けて蓄積するというやつだ。
定点観測や何かの気づきのきっかけにはならないだろうかとやってみたいところだ。気づいたらラーメンログになっている予感はあるけど。
授業計画とふり返りの蓄積は相変わらずNotionで続けようと思います。イレギュラーな行事変更などにも対応しやすいし、記録するときにストレスがないということがとても重要である。
行動の記録はEvernoteに
自分の仕事のバイオリズムを把握するには、ちょっとした気分や調子についてのメモを蓄積するのがやはり一番である。
その際に個人的に昔から愛用しているのがこのPostEverである。
一日のうち、どんどんと追記していくことができ、ちゃんとタイムスタンプも入るので、自分の一日の行動を何となく記録取ることができるのだ。
スマホを開く度に何かを書くという運用にしておくと、集中していない時間帯の記録の量が増えるし、これを書くことでTwitterなどに気持ちが取られそうなときに、自制するきっかけになるので…w
ちなみにこれはどちらかというと簡易ストップウォッチみたいにな役割もある。例えばメールを打ち始める時に「メールを書く」と打ち込み、メールを書き終えたら「メールを送った」と記録を取ることで自分がだいたいどのくらいの時間を仕事に費やしているかの可視化に繋がる。
時々、しっかりとメンテナンスして正確に時間の配分を把握したいときにはaTimeLoggerのような計測アプリを使う方がよいが、日常にちょっとした自分の調子のバロメーターを把握するにはこのくらいの単純なメモの方がよい。
あと個人的な問題として、頭痛が割と酷いので頭痛手帳として「頭が痛い」と記録しておくと、どういうタイミングで頭痛が起こるのかという傾向を把握できるので、対策もしやすくなる。
なお、こうして記録したものについては一日の終わりにGoogleカレンダーに転記する。Googleカレンダーで時間帯ごとに何をやっていたのかを転記しておくことで、調子の良し悪しをふり返り、次の日の仕事の分量を検討することに繋がる。
こんなイメージでGoogleカレンダーに毎日の自分の活動が記録されています。細かいことを書くというよりはカレンダーの色で「必須」「任意」「休憩」「ダメ」みたいな感じで代替の傾向を把握している感じです。
相談の場が足りない
自分の生活や業務のふり返りや記録、そしてアイデアをまとめる場所についてはそれなりに色々な場所を確保できているし、使い心地のよいツールを見つけているのでよいのだが、自分の今の仕事が、自分一人で進めるというよりも周りと折衝しながら進めるというタイプのものが増えているので、出来れば気軽にアイデアを共有して打ち合わせられる物が欲しいという印象である。
残念ながらNotionなどは使い方を分からない人にはハードルが高いので、あまり使い勝手がよくない印象だ。一から教えるのもちょっと厳しい。
本来は勤務校のインフラがGoogleなのでGoogle周りのツールで何とか出来るのが理想である。二月のアップデートでGoogleドキュメントがNotionっぽく使えるような機能がついたので、それを使ってアイデアの共有が出来れば良いなぁ。
でも、それを支えるインフラはGoogle Chatな気がしているのだけど、Google Chatの利用がまだまだなので……さて、どうしたらいいだろうか。