ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

書き物が進まない

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久しぶりに二連休。久々に連休があると、何をしたらいいか分からなくなってしまう。

一応、月末までの原稿を抱えているので、その仕事をしなければいけないという気分はあるのだが、春がなんだから麗らかなのでとても仕事の気分は乗ってこないで…。

自転車に乗るのによい時期になりましたねぇ…。時速20キロいかない位でダラダラと走っていると汗もかかないで気持ちよく走れる良い時期です。

書き物の進め方

ある程度まとまった分量で、なおかつ情報の信頼度も問われるような原稿を書くときには、とにかく早く手を付けなければいけないし、初稿が完成した段階で誰かに読んでもらってダメ出ししてもらわないと、原稿としての質が上がっていかない。

誰かにダメ出ししてもらうのであればとにかく早く原稿を仕上げなければいけないのだが、「あ、締め切りまであと二ヶ月もあるじゃない!」なんて油断を始めるのである。

いやぁ……早くやらないとダメだって分かっているんですよ。

でも、まとまった文章を書こうと思うと、やはり気が重くなるし「いや、まだその時ではない…!」とどうしても先送りしてしまう。

そして締め切り近くになって苦しみ出すことになるのですよ……。

生徒に対して「とにかく早く手を付けることが重要なのだ」と偉そうに授業ではいうのだが、いざ自分が書くことの当事者になるとなかなか手が付かないでうなっている時間の方が長くなるというのは……書き手として自分は生徒のよいメンターにはなれそうにないなぁ…などと思うのである。

基本的に原稿のタネを育てていくのはWorkflowyである。

workflowy.com

階層化してメモをすることも出来るけど、コツはとりあえず階層化はしないでベタで思いついたことを羅列しておくことが、いざ自分で考えをまとめようという時に、そのメモというかタネというか、細かい部品が自分を助けてくれることが多いのだ。

ちょっとした言い回しが気になって、タネを書き出すことも億劫になってしまうといよいよ追い詰められた状況になる。

書くことの精神的なハードルは下げ続けないといけないのだ。

なお、Workflowyは他のメモもアーカイブされているので、ネタに詰まったら過去に書いたメモを読み直すという作業もする。ただ、それにハマって気が逸れてしまうと……。

Workflowyからドキュメントへ

だいたい原稿として最終的に提出するときにはWordでの提出が求められることが多いのだが、いきなりWordには書かないようにしている。つい、Wordで書き出すとレイアウトのことなどが気になりだして、書くことから気が逸れてしまう。

だから、自分は機能があまり多くなくて、ただシンプルに書くことに集中しやすいGoogleドキュメントを使うことにしている。副次的な効果としてはGoogleドキュメントだとドライブからの検索機能が強いので、後から似たようなテーマを書くときに「ああ…こういうこと書いたなぁ…」ということにも繋がるのでよい感じ。

Workflowyで貯めたタネをとりあえず何となく並べ替えて、一気にエクスポートしてコピペする。

そうして出てきたある程度のまとまった文章を、少しずつ刈り込んでいく感じである。

問題はこの段階で要求されている字数よりも少ないと、刈り込む余地がなくなるのであまりよい文章にならないのである。

経験則的に、文章を推敲していく段階で必要な字数の2倍近くはネタが無いとたぶんあまりよいものにならないのですよね……。文章を書くということは最後にはいらないものを切りそぐという作業なのだ……。

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