11月1日にほぼ日手帳weeks Megaが発売になりました。今までのweeksよりもメモ欄が三倍という設定です。仕事のある日に1日1ページずつ使ってもお釣りがくる量のメモ欄でほぼ日手帳の使い方が変わりそうです。
散々迷ったのですが、今年も前年から引き続き、カズンも併用で使っていこうと決断しました。
カズンは母艦・weeksは遊撃隊
安くないほぼ日手帳をわざわざ二種類も買う理由は、ほぼ日手帳自体の出来の良さを自分が感じているからです。
とにかく書き心地が抜群にいいし、一ページ一ページを「読むこと」が楽しいし、「書くこと」も楽しくなる工夫がされている手帳だと思う。
色々とラインナップがあるほぼ日手帳なので、どれを買おうかということは毎年かなり迷うことになります。
今年も結構迷ったのですが、weeksをweeks Megaに変更し、カズンは引き続き活用することに決めました。
迷ったのは以下の点。
- Megaを買うのであれば、メモ欄に困ることはなくなるからカズンでなくてオリジナルでよいのでは?
- そもそもweeks Mega一冊に集約してしまっていいのではないか?
- Megaでなくてもよいんじゃないか…?
それぞれに対して自分としての考え方は以下の通り
- weeksでやりたいことは「予定」の把握であって「記録」ではない。記録のためにはスペースの多いカズンくらいが自分にはちょうどよい。
- 一日一ページで振り返ることができる閲覧性の高さはただのメモ欄では変えられない。
- weeksのメモ欄は決して多くなかったので、書くときに余計なことは書かないほうがいいかな…と書くことを遠慮してしまっていた。Megaくらいに増えれば遠慮せずに書きまくれるのがいい!
結局、カズンにせよMegaにせよ、狙っている役割が異なる。確かにカズンにはウィークリーページもあるし、weeksと似たようなことは出来るのだけど、持ち運びにはカズンは向いていない。weeksは一日の予定や振り返りには向いていないけど、週単位の出来事の管理には非常に強力なツールだ。
イメージとしては、カズンは一日ごとのあらゆる情報を買い込めて蓄積していく「母艦」であるのに対して、weeksは持ち運んで予定の調整をしたり思いついたことを拾い集めたりする「遊撃」の役割のためのものだ。
weeks Megaによって何が変わりそうか
今年からMegaを使うことによって、自分の仕事の仕方が変わりそうなのが、「授業ノート」を使わなくなりそうであるということだ。
自分は授業を考える時にはコクヨのキャンパスノートに殴り書きしている。

コクヨ キャンパスノート B5 B罫 40枚 5冊パック ノ-4BX5
- 出版社/メーカー: コクヨ(KOKUYO)
- 発売日: 2000/11/01
- メディア: オフィス用品
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授業記録はツバメノートにプリントの貼り付けと一緒に張り付けて記録。
……とやっていたけど、これはiPadの購入でなくなりました。iPadでプリントも生徒のノートの画像も自分のコメントもすべて一括で記録できるので場所を取るノートはリストラ。閲覧性だとノートの方が強いんだけどね。
来年からMegaを活用することによって、この授業構想用ノートについては使わなくなるんじゃないかなぁと思う。自分のノートによる授業構想は一年で一冊程度しか書かない*1ので、サイズやページ数を考えるとちょうどMegaで代替できる可能性は高い。
Megaで記録することのメリットとしては
- 手帳なので日付や時期との関連付けが分かりやすい。後から読み返すときに時期の感覚が繋がっているのは便利だろう。
- 手軽に持ち運べるため、今年以上に色々なアイデアを拾い上げられそうである。
- 机周りの荷物を減らせる。
- 地味にメモのページにページ数があるのが検索性が高くて便利。
と、こんなところだ。
授業構想ノートがなくて裏紙に書きなぐって、そのまま紛失ってことも多かったし、年度が替わるときにノートを間違って捨ててしまうことも多くある。しかし、手帳は捨てないので、経年で記録として残せそうな気もする。
iPadと併せて使っていきます
iPad ProのPencilの威力をヒシヒシと感じています。それだけに、もしかすると来年にさらにペーパーレスが進むかもしれません。
そうなると紙の手帳たちも……となるのですが、今のところ、ほぼ日手帳の便利さにiPadは追いついていない感覚です。
ですから、来年度は併用で行きます。さて、どうなっていくのでしょう?
続編・Todoistと手帳の活用について書きました。
*1:キーワードの抜き出しや図を書くくらいで、骨組みの組み立てくらいになるとパソコンを使いだすので、ノートでの作業はあまり多くない。