某社から新しい素材を色々あっていただいた。
…ぼかす意味があるのかという気もするが、まあ、まだあまり広まっているものでもないのでぼかしておこうかと。
また、ケッタイナものが出てきたと思うのだけど、せっかくもらったので中身をしばらく確かめようかと思っています。
アクティブ・ラーニングのコツ?
この冊子は
学校において生徒が学びの主体となりながら成長していくために、教師にできる実践のヒントを45の「言葉」としてまとめています。これらの「言葉」は、アクティブ・ラーニングを日々実践されている先生のふるまい、授業のしかけ、考え方など、実際の経験則を基につくられました。
とのこと。
まあ、典型的な「形から入る」ものであるし、その「形」の裏にある原理・原則を見えにくくさせるようなものなので、個人的には「どうなの?」と思うことも多いのだが、実際、「アクティブ・ラーニング」の校内研修について、効果的な方法が、要するにできるだけ大人数を巻き込めるような方法がないことを思えば、どんなことができるかを検討してみる価値はあるのかもしれない。
何をしたいのかを対話しなければいけない
本当はこういうノウハウでまとまってしまっているものを読んで分かった気になるのではなく、できるだけ自分で、資料や本を読み、勉強をしなければいけないことだとおもうのだけど、そんなことを言っていると忙しいセンセイ方には見向きもされず、現状維持を繰り返すことになります。
そんな退廃的な現状維持に陥るくらいなら、こういうハードルの低い手段から始めるのは悪いことではないのではないかと思う。何といっても、巻き込んでいくことが、まずは難しい。
いや、イマイチまだ使い方はよく分かりませんが。
しかし、一つ一つのパターンについて「カード」が用意されているので、そのカードを使って、ざっくばらんに話し合うくらいでもよいのでしょう。そうして対話を続けていく中で、だんだんと学校としての大きな枠組みを考えてみたり、ちょっとしたきっかけに教科やクラスの枠を超えて何かをやろうという動きが出来れば……そんなにうまくいかないか。
他にもおまけがありました
他にもこんなおまけがありました。
指導要領でキーワードとなっている「資質・能力」や「探究」についての解説本です。さすがに研究者が監修についていることもあって、なかなか分かりやすい。いよいよ指導要領解説編も予約開始になりましたが、まあ……きっと個人で買うセンセイは多くないだろうし……こういうのは使い道はあるよね、きっと。
さすがBenesse。入り込めそうなところには素早いな。