ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

全力で作る

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期末考査づくりの大詰めです。正直、しんどい。気合い入れて作るほど平均点が下がる気がしているよ……。

考査ほど真剣に読む機会はない

良くも悪くも、考査という場面がもっとも真剣に生徒は読み書きする。本当は自分の楽しめる余裕があるときに全力を尽くしてもらいたいものだけど、現実には考査ほど集中しやすい環境もないわけで……。

まあ、嫌なプレッシャーでしょうけど、真剣に読む時間になるのであれば、問題を出す方としても全力でよい問題を出そうと思うのである。

自分の考査は基本的には必ず何か初見の問題を出題する。文章を読めるようになるとは、教えたことを再生することではない。ちゃんと考査でも思考させて、パフォーマンスをさせたいのである。

考査を他教科の人と作ろう

教科横断型授業ということが何かと話題になる。

単元縦断×教科横断――主体的な学びを引き出す9つのステップ

単元縦断×教科横断――主体的な学びを引き出す9つのステップ

  • 作者:木村明憲
  • 発売日: 2020/09/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

※縦断ってなかなか言わないのも注意が必要ですよね。

イベントのように「教科横断」は割とよく行われるのだけど、そういう単発の授業だと評価などがいい加減だし、生徒がちゃんと変化しているかということを継続して追いかける視点が弱くなる。

ちゃんと、色々な場面で「横断」するのであれば、評価まで……と思う。

じゃあ、逆に考査を作ることを教科横断で初めて見たらどうだろうと思うのである。教科の考査の内容を横断するのではなく、その教科の考査を作るときに他の考査の先生に「これって授業でやりましたよ!」などのようなコメントをもらいながら作れば、もっと広がっていくんじゃないかなと思うのである。

問題の選択肢で、他教科でも触れた内容をまぜてみたり……そのくらいからでいいのでは?などと思う。

楽しい考査を作りたい

せっかく生徒を拘束するのだから、読んでいて楽しい文章や解いていて楽しい問題を作りたいですよね。

 
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