ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

国語教育にできることがあるか

今日は日本の歴史が変わるようなことが起きてしまった。

このような時に学校の中で、授業の中でできることはほとんどないような気がする。

圧倒的な現実に対して、何もできないという強烈な虚脱感を覚えている。自分とは直接関係しないにもかかわらず、圧倒的な絶望感を拭えないでいる。

間違いなく、日本の民主主義が岐路に立たされている。間違いなく、教育が果たす役割の責任は大きいのだが、起こったことがあまりにも大きすぎて不用意な言葉を子供に投げることはできない。

このような時に適切な振る舞いを考えることができない。

教育に携わるということの責任の重さをこのような形で痛感させられる人はまったく予想しなかった。

明日からまったく違う世界が待っていると思うと、どのような顔をして教壇に立てばいいのかが自分の中で整理ができない。

非常に重苦しい気分を抱えている。少し冷静に授業とは何かということを考えなければいけないのだろうとを思っている。

責任ある大人として何が求められているのか、すぐに答えを出すことができない自分の立ち位置の軟弱さを感じる。

教員として、自分が守らなければいけないものは一体何なんだろうか?

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