ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

やらないことを決めていく

本日から新年度。何となくけだるくてやる気の出ない新年度である。生徒が登校してくれば気分が変わるのだろうけど、今はまだそれほどやる気が出る状況ではない。

なんだか今年の年度末はまったく気が休まった気がせずに来てしまったので、このままの勢いで新年度を迎えてしまったら、ストレスで身体が持って行かれそうな気がしている。もっと気楽に、もっとシンプルな生活を目指さないと…

やらないことを決める

新年度は目標を立てがちである。色々な期待をするから、精一杯力んで何かをしようとしてしまうのであるが、だいたい根拠のない高揚感で立てる目標は上手くいかない。

それよりは仕事を円滑に進めたいのであれば、やらないことをしっかりと決めておくべきである。安請け合いを続けた結果、仕事が際限なく膨張しているのが今の学校現場なのである。

しっかりとポリシーを持って自分がしないことを、はっきりと断ることを決めるべきなのである。

自分が仕事を断ることで他の人にその仕事がいくということになるのだが、それであっても自分が断るべき仕事を決めるべきなのである。

安請け合いしないということは、相手への配慮でもある。自分が仕事を溜め込んで、フローを止めるようなことがあれば、全体に悪影響を与えるのである。自分が仕事を止めることなく、あっさりと仕事を手放せるような量で仕事は常に回していくべきである。

本当にやりたいことは何か

やらないことを決めるということは本当にやりたいことは何かを考えることである。授業は決められたカリキュラムがあり、決められた時間数の中で、決められた教材を使って進めていくのが基本である。そのため、油断していると自分がやりたいことが一体何処にあるのかということを見失う。

授業は好きなことを本当はやれるはずである。

余計なことに気を取られ続けているので、授業を工夫する、授業で何を目指すかがフラフラになるのである。

本当はゆっくりと時間をかけて考えて、思いつくことである。宝の山のように実践録を読み、やってみたい実践を探していく。そういう余裕を持ちたい。

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