ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

自分に足りないものを考えて過ごす

実習生の様子を見ていると、自分が色々なことができるようになったと思う。10年はとりあえず耐えた。

次の10年を考えると、自分に足りないものを少しずつできるようにしないといけないのだろうなと思っている。

自分ができることは増やせる

自分のスキルは自分に時間を使えるのであれば、少しずつ身についていく。授業のスキルを練習するときに参考になる本は少なからずある。もちろん、小手先のスキルだけではなく、本当は考え方もセットであるべきだと思っている。だから、この一冊は個人的にはとても大切な本。

 

 

逆に変に技に特化していくのもやや違和感がある。もちろん、TOSS的な何かを見て、その威力に感動するターンがあってもいい。でも、それだけをスキルだ、力量だと思わないようにはありたい。

自分の力量は、コツコツと続ければ数年でちゃんと向上できるし、余裕も持てるようになる。それ以上に難しいのは周囲とのあり方である。

人と協働できるか

自分のスキルを伸ばすことを免罪符にして、周りの同僚と上手くやれないのは意味が無い。自分一人で子どもを見切っているというのは思い上がりである。

自分に見えるものが人よりも多いのであれば、他の人にもその見え方を共有すれば良い。自分が人よりも働けるのであれば、本当に苦労して賢明な人の仕事を分担して拾い上げれば良い。

そういう協働の仕方をしなければ、人はついてこないのである。

自分の持っている知識はきちんと惜しみなく提供していく。そういう積み重ねでしかできない仕事はあるのだ。

人がついてこない仕事をしてはいけない。

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