ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

ChatGPTにブログを量産させられるか

ChatGPTなどの生成AIに関する議論は先週の全国大学国語教育学会でも少し話題になっていた(決して盛り上がっているわけではない)。

出力された情報に対して盲目的になんでも信頼できると思っている人は、ほとんどいないだろうし、出力した情報をどう活用するのが大切なのかという段階に来ている気もする。

また、問いかける側の技能として、適切なプロンプトを使えるかどうかということがかなり重要だということも共有されている知識だと思う。

じゃあ、プロンプトを工夫すると実際、どの程度まで書けるものなのか。

ブログを書かせるためのプロンプトを考えてみる

基本的に、ChatGPTを使って一発で自分の欲しい文章を得ることは難易度が高い。やはり「対話」という機能を活かせるような方が良いのである。

だから、プロンプトの書き方についても質問の順番と返答による条件分岐を入れておくようにすると、そこそこ対話が続いて、その出力された情報を活用してChatGPTもそこそこの文章を書いてくれる。

試しに数往復ChatGPTと対話して最終的に文章で出力させるというプロンプトを考えて、実際に書いてみた記事が以下のものだ。

忙しいあなたに贈る5分間マインドフルネス練習法で深い睡眠を

現代の生活では、忙しさとともに増えるストレスが、私たちの睡眠を奪い、日々の活力を低下させています。そこで注目されるのが「マインドフルネス」です。この古くからある瞑想法が、わずか5分であなたの夜をどのように変えることができるのかを、この記事で詳しく解説します。

マインドフルネスと睡眠の質

良質な睡眠は、心身の健康に不可欠です。研究によると、マインドフルネスは睡眠の質を向上させることが示されています。心を落ち着かせ、体をリラックスさせるこれらのテクニックは、疲れた脳に休息を与えるための鍵となります。

寝る前5分間のマインドフルネス練習

寝る前のほんの数分でできる瞑想を始めましょう。

手順1: 呼吸に集中する
ベッドに横になり、目を閉じます。
鼻からゆっくりと息を吸い、数を数えながら息を吐きます。
各呼吸に意識を向け、他のことは考えないようにします。

手順2: 身体の各部分を意識する
頭から足まで、体の各部分に意識を移動させながら、緊張を解放するように意識していきます。

手順3: 心のリラクゼーションを深める
身体がリラックスするのに合わせて、心の持っている緊張も解放しましょう。
日常生活でのマインドフルネスの取り入れ方
短時間のマインドフルネスは、オフィスでの一息や通勤時間にも取り入れることができます。例えば、深呼吸を数回行うだけでも、一時的なストレス解消に役立ちます。

続けるためのヒントとコツ

マインドフルネスを習慣にするには、毎日決まった時間に行うことが重要です。また、忙しい日でも、呼吸を意識するだけの短いセッションを取り入れましょう。

この簡単な5分間のマインドフルネス練習法は、忙しいあなたの日々に静けさとリラックスの時をもたらし、ぐっすりとした睡眠へと導くでしょう。

よくある質問(FAQ)

Q: 短時間でも効果はありますか?
A: はい、マインドフルネスは瞑想の長さではなく、質と継続性が重要です。

Q: 睡眠薬との併用は?
A: マインドフルネスは医療行為ではないため、必要に応じて専門家のアドバイスを求めてください。

Q: 疲れが取れない時は?
A: 日中の短いブレイクでマインドフルネスを実践することで、疲労回復を促すことができます。

 

ストレスにはさまざまな対処法がありますが、マインドフルネスによる瞑想は、特に忙しい現代人にとって有効な手段です。この記事で紹介した方法を実践して、健康で充実した生活を手に入れましょう。

これは対話した後にまとめさせたもの。

ただ「書いて」とお願いするよりも不自然な表現が減るし、文字通り「機械的だなぁ」という感じが減っているような気もする。自分が対話の時に打ち込んだ言葉が使われたりするので、表現にちょっとした揺れが出るのである。

出力されたものは一体何と呼ぶべきか

こうやって出力されてきたものは文章と呼ぶべきなのだろうか。ただのデータと呼ぶべきなのだろうか。

プロンプトを作るのはそこそこ手間もかかれば頭も使う。ただ、一度、質の高いプロンプトができれば、量産できるようになるのである。

そうして量産されたものは、なんなのだろうか?

Copyright © 2023 ならずものになろう All rights reserved.