1月は模擬試験の時期である。
まあ、色々とある。共通テストの同日体験などもあるし。
共通テストとは無関係に普通に定例の模試もある。
最近の模擬試験の問題を見ていて思うのだけど、あまりちゃんと最近の教科書の趣旨を活かす気はないんだなということを感じる。
受験者の多い模擬試験がそういうことをするから、結局、高校はそれを言い訳にするんだろうと思う。
本気で何か考えているなら、もう少し試験範囲などについても大胆に減らせば良いのにと思うのである。
模試のために授業をするようになったらつまらないだろうなぁ……そういう職人芸もあるのだろうけど、自分は面白くない。模擬試験を使って、問題を解くよりも面白いことを考えろというならば、その可能性はあると思う。ただ、そんな工夫をするくらいなら、もっと豊富にある日常の言語生活を題材に、一番よいものを探究すれば良いだけなのだ。