ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

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受験の気配のする時期に

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11月1日以降は、多くの大学で総合型選抜の結果解禁日である。個人的には評価を多様化したいという意図ならば、1月以降に試験をやればいいのにと毒を吐きたくなることも多いが、総合型選抜の状況でだいぶ今年の風向きが分かる印象がある。

ただ、風を占うような真似をしていても仕方ないので、粛々と一般受験対策をしていこうという時期である。

共通テストはどうなるか…

去年は肩透かしだった共通テスト。はたして今年はどう出題されるものか…?学習指導要領が変更がない以上は、あまり平均点が大幅に変わってしまうようなことはしにくいのではないか…?と思うのだが、何があっても驚かないことが大切である。

各社の予想問題は出ているけど……。

個人的には、共通テストの予想問題である実用的な文章の問題や複数テクストの問題の質は……あまり高くないと感じる。質が高くないと言うよりは、かなり苦戦して作っているという感じである。

同じ国語科の教員としては、素材集めから苦労しているのだろうなと同情するところも大いにある。

とはいえ、なぜ、ここまで違和感を覚えるのだろう?

実態に近いかどうか?

共通テストの生徒の話し合いの問題は生徒の理解度が高すぎると話題になるが、個人的には理解がよすぎるという点を除けば、割と生徒の思考の展開の仕方に近いものは感じる。

まあ、無理をしている出題であるので間違いないので、不自然な問題であるのは変わりないのだが、生徒の活動という意味では問題集の方がやはり出来が悪く感じるし、不自然に思える。

個人的な推論だが、生徒の「書くこと」「話すこと・聞くこと」の活動の実態を色々と注意しながら考えているのは、さすがに作問に時間と労力をかけている共通テストなのだろうと思う。

市販の問題集は必ずしも共通テストと瓜二つの問題を出す必要はないし、問題集としてスキルを小分けにして練習させることも目的にはなるので、一概に比較してはいけないだろう。

ただ、共通テストの問題や試行調査の問題をよく考えると、授業づくりにはやはりヒントになるだろうと思う。

資料の組み合わせなども、細かいところで注意深く配慮されているとも思うしね。

素直に授業を組み立てる

新テストの影響もあって、授業をどうするかということは定期的に雑誌などでも特集がされるくらいには話題になる。

でも、新テストを眺めていると、先に何か複数組み合わせるということがあるというよりは、思考させたいことや使わせたい論理があるように思う。

授業で対策を考えるのであれば、素直に、生徒の思考がどうなるのかという観点から、授業を組み立てるべきなのだろうと思う。

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