ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

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塾の面談・学校の面談

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保護者面談の季節です。なぜ、この時期に保護者面談を行う学校が多いのでしょうね?仕事がないところにわざわざ仕事を入れているようにも感じますが(笑)。

学校の教員として面談するのは今年で2回目ですが、しばらく塾講師をしていたものなので保護者面談自体は何度もやってはきています。

こうして似たような職種で、似たようなことをやっているのに意外と内容が違うなぁということを思います。

来ていただくことに対して

サービス業の塾屋と学校を比較するのも適当なのかはよく分からないところなのだけど、やはり学校の教員側の「保護者に学校に来ていただく」ことに対する意識は高くはないかなぁと思う。

日程自体が悪い、他に仕事がありすぎるのが悪いと色々な理由を考えることは出来るのだけど、塾がかなり神経質に保護者面談の準備をしなければいけなかったことに対して、学校の面談はそこまで神経質になっている感じは受けない。また、面談時間のコントロールについても学校は楽天的というか無神経というか、教員の裁量が大きい感じはする。

塾で面談するときに何に気を使うのかといえば、あくまで「保護者面談」はサービスの一環であるので、わざわざ保護者に「ご足労いただく」という時点で提供しなければならないサービスのハードルを上げている。1時間近くかけてお越しいただいて、15分くらいの流れ作業で返すようなことをしたら、もう、えらいことですよね。

その意味だと学校の保護者面談は比較的、教員のほうの立場が強い。それだけに、サービスの提供というよりは、伝えたいことを伝えるという捉え方をしている人は多そうな感じはある。

もう少し、相手に来ていただくことに神経質になってもよいと思うけど、授業の空きコマを縫って、また放課後に休憩もなく「こなさなければ」ならない日程なので限界はあるよなぁ…と思う。

資料と質の差

塾の役割は明確だ。成績を上げること。だから、保護者面談で提供する資料も成績のことや進学のことなので量的に分かりやすいものを用意しやすい。

学校のほうは成績のことばかり言っていられず、他にも伝えることは色々あるし、相談しなければいけないことも多い。それだけに、ただ成績の資料だけを出しても冷たい感じはする。ただ、そもそも担任や学年の裁量ややる気によって提供される資料の量に差があったり質に違いがあったりするのは、教員が個人商店という悪癖がでているような気もします。

子どもの成績のことを中心に資料として出す人もいれば、日常の写真や子どもの作品やらを資料と出す人もいる。そのバラバラ具合は個性が出て面白いともいえるかもしれないけど、よいところを共有したほうがよい気もするが……まあ、仕事量の個人差や学級運営の方針の差があるので難しいのかもなあ。

自分の面談資料は、ひたすらデータです。血も涙もない、過去のデータのみです。生徒に対しても「自分で考えて好きにやれ」であるのですから、保護者に対しても「データは示しますのでどうぞ後悔なくお考え下さい」という方針です。

叱責されるかどうか

物騒なことを書いていますが、学校の先生は面談で面と向かって叱責されることは少ない感じがします。

塾の面談だと成績が下がった場合はもちろん、横ばいであっても、それどころか微増くらいの推移だと、本気で叱責されることもあります。もちろん、そういう場合は関係性が最悪になってしまっている場合なので、普通はそうならないようにあらかじめ手を打ちますが、唐突に怒られることもあります。

叱責とまではいかないとしても、要求やクレームは大小さまざまに……。

学校の面談も色々なご意見をいただきますが、基本的には塾の面談のときほどきつく言われることはないなぁという印象。とても気を遣ってもらってるのだと感じます。いや、子どもが人質に取られている感覚なのかもしれません。

謙虚にいこう

保護者面談をしていると担任を立ててくれるご家庭は非常に多いです。

でも、それは自分が学校の教員という立場に守られているからです。何も偉くない。

謙虚に丁寧にお話をしていこうと思う。

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