ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

評価を上手く活かせていない

苦労して通知表の作成をしている人が多い時期だろうと思う。

この苦労も本来は生徒へのフィードバックとして、生徒自身が自分の学習の改善に用いてくれることを期待したいわけなのだけど、現実はABCと数値にばかり気が取られてしまっていて「改善」ということになかなかつながっていないと感じる現実がある。

評価に対する受け止め方が教員も生徒も変わっていかないと、なかなか学びに向かうあり方を変えていくことは難しいように感じる。

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頑固なシミを手放せない自分を知る

今月の授業づくりネットワークは非常に重い。

 

 

最近の時流の影響もあって、「自由」を標榜してその実践に取り組む学校は増えた。しかし、そのような学校であっても石川晋先生の次のような指摘は鋭く突き刺さるものがある。

横並び一斉の授業スタートは、伝統的な授業構造が最後まで手放さない頑固なシミのようなものだと感じています。そこに教師のインストラクションからスタートするというお約束が張り付いています。

(『授業づくりネットワーク』No.47 P.21より)

色々なものが変わりつつある今だからこそ、この言葉が非常に重い響きを持っているように感じる。

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成績処理って言わないように

※「成績」をテーマにCopilotに絵を描いてもらいました。

3月は成績をつける時期です。

そんな時期に職員室で飛び交うワードが「成績処理」という言葉。当たり前に使っているケースが多いけど、「処理」っていうべきことなのだろうか、成績をつけるということは。

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散らかった話だなぁ…

こんなニュースを見た。

yomidr.yomiuri.co.jp

www.yomiuri.co.jp

ICTに対して明確に嫌悪感をぶつけたりネガティブキャンペーンをしたがる読売新聞。

今回もその一環かなぁなどと思いながら記事を読みました。

これではよく分からないが、こんな投稿もあった。

なるほど、こういう話か。

ただ、まだ疑問なのがGoogleの自動生成って、「Search Labs」で機能を自分でオンにしないと出てこなかったような…。だから、生徒が使ったのは生成AIではなくて、強調スニペットでは?という気もしている。

support.google.com

だとすると、全然、生成AIのハルシネーションの話でもないし。

「生命や健康に関わる医学的な情報についてAIを妄信することは、現時点では非常に危険。情報の正確性について、ほかの文献に当たるなどの『裏取り』が必要だ」

みたいな話でもない。

 

うーん…なんだかとっちらかった話だなぁ。

本当にGeminiを使っていたのか、そもそも生成AIの問題の話なのか……。別に読売新聞としては生成AIでなくてもよくて、とにかくネットの情報はどれもネガティブなものとしたいのかもしれませんが…。

非常に不明点が覆いは無しである。

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