ライティングワークショップをやっていると、一人ひとりと様々にカンファレンスをしていきます。
その書き始めとして生徒といろいろな会話をして、何を書くのかということについて考えていくことになるのですが、そのカンファレンスのときに話すべき題材を見つけることが案外大変です。もちろん、生徒の普段の様子や書いている作品などから引き出していくことになるのですが、ブレーンストーミングのようにゼロから引き出さなければいけないこともあるので、そういう時に、自分の手札が少ないとなかなか大変なことに……(笑)
また、ライティングワークショップとは別に、スピーチをしてもらったりエッセイを書いてもらったりするときに、統一の題材でやらせるのもいいけれども一人一人に異なる題材を与えることも必要なこともあります。
その時に、一クラス分のお題を考えるのはそうそう簡単にいきません。
そんなときに便利なツールがあるので、ちょっと今日は紹介してみます。
ただのトランプ?いえいえ、シャベリカです。
一クラス分の話のネタがあれば……そんなときに便利なのが以下のシャベリカです。
教育書・その他TOP | シャベリカ | 株式会社 教育同人社
具体的な遊び方は以下のページの動画を見てもらうとイメージがわきやすいと思います。
「1億円あったらどうする」「年上の人に言われた忘れられないひと言」のようなトーキングテーマを与えてくれるトランプです。
あの某テレビ番組のサイコロの52パターンバージョンですね(笑)
使い方はいろいろ
動画にあるようにカードを引いてもらい、そのカードに書いてあった内容を答えるという使い方が基本的な使い方です。
でも、それに縛られない使い方もできます。例えば……
- 席替えの時に使い、隣の人とフリートーク
- それぞれのテーマについてスピーチを順番にホームルームで取り組む
- カンファレンスの時のアドバイスのきっかけとして
- 宴会のときの大人の楽しみとして(笑)
などなど、まあ、いろいろな使い方ができますよね。
個人的には、作文やスピーチのネタをクラス全員分、異なる題材で渡せることがいいことだなぁと思います。
万能ではないけど
よく言えばお手軽、悪く言えば手抜きであるので、カンファレンスのネタにしたり生徒に与える題材としては限界がある。
それでも、ゲーム性があると生徒も食いつきがいいし、題材を使わないということにも抵抗がなくなるから、生徒に何を題材にするかという権利を渡せるのも、慣れるまでは悪くないなぁと思います。
興味がある人は購入して、生徒と一緒にクリスマスパーティーにでも使ってみては!?