先週、こんな記事を書いたら少し反応をいただけました。
自分が忘れていたものや意外な作品もあったので紹介してみようかと思います。
また、今日のRWで新しく見つけた流行りの本もあったので紹介してみようと思います。
今週のRWから
今週のリーディング・ワークショップで流行っている本はまた少し変わっています。
伊坂幸太郎を忘れていた
すっかり見落としていましたがid:Rabbitstudyさんのコメントにもあったように伊坂幸太郎は人気が高いです。
東野圭吾の作品と比べて、自分の好みはどっちかということを考えている生徒が多いのが印象的。また、森博嗣と比較して伊坂幸太郎の方が好きと言っている生徒もいたりと、比較して自分の好みを探るということが実践されているのが、RWの中の成長として見て取れるのは嬉しいですね。
有川浩も忘れていた
映像化作品が多いので有川浩もやはり人気が高いです。やっぱり東野圭吾と比較して……という読み方をする人が多い。
ぼくたちと駐在さんの700日戦争
この作品は自分は全く知らなかったのだけど、生徒が気分転換に読んでいることが多い。少し調べてみるとブログが元ネタ?らしい。
内容は「他人に横から見られるとにやにやしているのが気持ち悪いと言われる」くらいには面白いらしい。
コメント欄から
この前のコメント欄で教えてもらった作品を紹介。
id:Rabbitstudyからおススメしてもらった南木佳士の『家族』 。
うちの図書室になかったので、どうにかして手に入れてみようかと思います。
- 作者: 瀬尾まいこ
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瀬尾まいこも確かに生徒が読んでいるのをちらほらと見かけます。やっぱりこの世代に響く何かがあるんだろうか?
中学教員さんからのおススメとしては
などの映像化作品は確かに生徒がよく読んでいます(逆に自分は手を出さないんだよなぁ…反省)し、
や
などの部活物は確かによく読まれています。野球部や元野球部の生徒は
などのノムさんが人気ですね。
は、学級文庫に入れているのですがよく借りている様子を見るとやっぱり人気なのですね。
生徒の様子の変化が
能力的な側面は成果を慌てすぎないという意味でもあまり言わないけど、読書の取り組みという面でちょっと変化が見られます。
毎週、月曜日にRWがあるのが分かっているので土日で本屋に行くようになったという生徒がいたり、新聞の書評欄を見るようになったという生徒がいるのは嬉しいものです。
また、読書グッズを買って、読書の気分を高めている生徒がいます。例えば、
のようなブックチャームを買ってみたりブックカバーで少し高いものを買ってみたりなど、読書と併せて使ってみたいなぁというグッズを買っているのは面白いと思います。
こうやって、少しずつ生活の読書が紛れ込んできてくれるといいなぁと感じます。