新入生を迎えて、明日から新しい三年間が始まる。
自分は今回の回りも担任を持つことになったので、三年間こつこつやっていきます。早く生徒と関係を作っていきたいところです。
自分のホームルーム教室には自分の読み終わった本を気が向いたときに設置するようにしています。今回は三年ぶりに新入生を迎えるということもあり、新しい本を追加してみました。
古文のハードルを下げたい
どうしても古典嫌いが増えていくイメージが年々強くなっているので、こういう本でハードルを下げてあげたい。
関東の書店には出回っていないようで、生徒が手に入れるにはAmazonだけになってしまうので、学級文庫において読めるようにしたいなぁという。
ブログもよいけどスマホにハマると生徒は……(笑)。いや、通学時間にハマって読んでもらえれば、儲けものか。
とにかく苦手意識や嫌な気持ちを持ってほしくないので、こっそりおいておくくらいにしようかなぁ……おススメするとおしつけがましいけど、なんとなく手に取ってみたら面白かったみたいな出会い方してくれたらいいかなぁ。
社会への入り口ということで
今週の『東洋経済』の特集はおそらくこの先、生徒は何度も見聞きする話だろう。
あまり上品な感じでもないのだけど、進路選択で見ないふりして決めるのもどうかと思うところもあり……。自分が積極的に薦めるというよりも、やっぱり生徒自身が読んでみて、どう感じるか、どうしたいかを考えてくれればいいかなぁという気がする。
大学のことを知るのも
大学ってどういう場所なのか、少しでもイメージを持ってもらえたらいいなぁと思うのでこういう本も置いておきたい。
東大の総長の一冊。最近は、大学について世知辛く、暗い話が多く、どうしてもそういう話が目につきやすい。生徒の方から「大学ってヤバいんですか」と聞かれたりするのも世知辛い。
でも、この本は、明るい話、前向きな話から大学の役割や力を説明してくれているので、大学って楽しそうだなぁっと思ってもらえそうな一冊である。
自分たちが大学でどういうことに挑戦できるのか、そういう世界があることを知れることに意味があるだろうと思う。
予算と場所さえあればいくらでも置きたい
学級文庫は予算と場所があるならいくらでも置きたい。自校は図書室が動線の悪い場所にあるので、なかなか気軽に書籍にアクセスしにくいので、せめて学級文庫だけでも充実させたい。
でも、学級文庫を増やすには自分のお金を払うことになるし、学年が変わるときには本を持って歩かないとならないのだけど……ちょっとこの引っ越し作業は辛いものもあり……やっぱり学級文庫自体が充実してほしいが…。