ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

思考をまとめていくという作業

Writing

日曜日に向けて準備完了です。ドライアイ気味で倒れそうですが(笑)

さすがにレジュメの作成だけで20時間くらいは修正したり削ったり捨てたり破ったりしているので疲れました……。

が、こうして時間をとって自分のやってきたことを思い返すと、気づくことがたくさんあります。

自分のやりたかったことは何だっけ?

自分の中だけで完結しない発表をどうするかと悪戦苦闘していると、自分が一体、何をやりたかったのかということを見つめなおすことに繋がっているように感じる。

どうしても内向きに内向きに過ごしていると、自分の中だけで完結してしまう言葉遣いと短絡的な思考に終始してしまっている。こうやってキツいけど、聞き手を想定して自分の雑な思考を組み立てなおして、自分のことを考え直すのは重要なことなんだろうなと感じる。

ただ、話を聞いてくれる人の立場などを考えていると、どうやら発表するべきところを間違えたなということに気づいたりもするが…(笑)

書き出してみると、自分のやりたいことがずいぶん最初思い描いていたことから離れているんだなぁと感じる。自分は比較的、穏当で真面目で王道的な国語教育業界にいたつもりなんですが……。 

豊かな言語活動が拓く国語単元学習の創造〈1〉理論編

豊かな言語活動が拓く国語単元学習の創造〈1〉理論編

 

うーん…整理しなおしてみると、全然、王道から離れていましたね(笑)

最近の自分の興味の行方

丁寧に説明をしようと思えば思うほど、どんどん国語の話から遠ざかっていくような感覚がある。どうも、自分の興味というかやってみたいことが国語科から離れているのかもしれない。いや、国語科ってなんだよって言われても「よくわかりません!」と返すしかないのですが……。

でも、自分の興味の中心が、どうやって国語の授業をやろうか…ということよりも、どれだけ子どもたちに授業を委ねられるかということに気持ちが傾いているような気がする。

それは、「教科書で教える」と「教科書を教える」というつまらない二項対立以上に、そもそも「教科書なんていらない」とか「教員は何もしなくていいんじゃね?」とか思っている。自分ができるだけ授業で楽したいのです(笑)授業の50分の間に楽をできるなら、死ぬほど残業してもよい!!

でも、昨日も書いたけど、自分がやりたいのはファシリテーターでもないんだよなぁ。むしろ、ファシリテーターって言われると何だか不快感があるというか警戒心を強く抱くというか……はい、世の中の流れに素直になれない天邪鬼発動中なだけです(笑) 

ファシリテーターになろう!  ―6つの技術と10のアクティビティ―

ファシリテーターになろう! ―6つの技術と10のアクティビティ―

 

 ただ、やっぱり、教室にいる以上は子どもたちと一緒に何かをやりたいんだよなぁ……。

どうなんでしょう?子どもたちと一緒になって授業に参加してしまうなんて授業は。俺もやりたいことをやるから、お前たちもやりたい勉強しておけよって(笑)それこそ『学び合い』のように監督のように振舞うのも嫌なくらい、もっと一緒に勉強することに参加したい。

まあ、上手い話が見つからないから

そんなことをぼんやりと思っているけど、上手くいきそうなイメージがないから、いたって「普通」で「当たり前」のことを授業としてやっています。 

新編 教えるということ (ちくま学芸文庫)

新編 教えるということ (ちくま学芸文庫)

 

でも、せめて勉強をするという姿勢と立場は生徒と共有していたいのです。だから、明日から、また、勉強してきます。

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