週末に向けてレジュメを取りまとめ中。レジュメがレジュメにならないでレジュまらない。お会いする人はそのレジュまらなさを詰ってくれれば……。
こんなことになるのも、追い込まれてから仕上げをしている自分が悪いのですが、何をどうやって削っていこうかということを身近に相談できる人がいないという事実*1があるわけです。
そんなときにやっぱり思うのが、自分のようなならずものは身近にメンターを探しに行かなければいけないんだろうということです。
ここでレイヴやウェンガーの正統的周辺参加が云々といいだすと面倒になるので、興味がある人は以下の参考文献をご覧ください(笑)
- 作者: 福島真人,ジーンレイヴ,エティエンヌウェンガー,Jean Lave,Etienne Wenger,佐伯胖
- 出版社/メーカー: 産業図書
- 発売日: 1993/11/01
- メディア: 単行本
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相談したい欲求
自分が悪いのだけど、基本的に身近に気軽に相談できる人がいない。
それは職場が別であったり、年齢が離れていたり、専門や興味が違ったり(これが大きい)して、気軽に相談できる相手が見当たらない。
職員室は……ストレス*2。
そんな自分ではあるけど、やっぱり自分のやっていることについて相談相手は欲しい。できれば近い興味・関心で。もっというなら、やっぱり欲しいのはメンターなのです。
同僚的に話せたとしても、何かをゴリゴリと突き進んでいくときに、「それなら大丈夫でしょう」という判を押してもらえるような相談相手が欲しいのです。
どうしても、毎日の授業は右往左往する。自信満々にやっているように見えたって分からないし、自信のないことだってたくさんあって、案の定失敗して凹むことだってある。
徒然草的に「先達はあらまほし」ということです。一緒に分からないことを突き進んでいくことも楽しいのだけど*3。
こうしてブログを書いているのも、自分のやっていることに先達からのツッコミがこないかなぁということを期待しているからでもある。
尊大な自尊心が悪い気がするけど
何だかこうやってちょこちょこと周りに毒を吐きながらも「メンターが欲しい」なんていうのは、なかなか尊大だ。こういうところが、きっと誰かに進んで師に就こうという態度を取れない原因かもしれない。
まあ、恥ずかしげもなくやっていますので、虎になったら木の周りをグルグル回っておいしいバターになってやろうと思います。
- 作者: ヘレン・バンナーマン,フランク・ドビアス,光吉夏弥
- 出版社/メーカー: 瑞雲舎
- 発売日: 2005/04/15
- メディア: ハードカバー
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はい……こういうところを直せってことですよね。
メンターとは言わなくても
なかなか面談をしたり相談をしたりできるメンターを得るのは難しいことでしょう。
でも、こうやって便利な世の中になりましたから、TwitterやブログやSkypeを用いて、色々な人と話したりつながりを持てたりしています。
メンターとメンティの関係になったときに、自分がきちんとメンティとしてメンターにお返しできる自信は……正直ない。でも、ネットや書籍で自分のメンターになりそうだ!みたいな人を見つけて、一方的に脳内会議をしている分には迷惑も掛からないですよね(笑)
困ったときに「この一冊を見れば自分がぶれないで済む!」みたいな本はありませんか?とりあえず、この二冊を読めば、一人くらい科目を問わずにメンター候補は見つかりそうです。
肚が据わっている人間は、時代を超えて訴えかけてくるものがあります。
メンターになれるだろうか
教員なんてやっているからティーチャーと呼ばれるべきなのだろうけど、最近の自分の関心からするとティーチャーよりもメンターでありたいのかも。ただ、ここでファシリテーターなんて言い出すと、それは違う*4(笑)
生徒から見て「学び手」としてのメンターになれるくらい自分が勉強をしているかどうかは、常に振り返りたいところです。