ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

嫌な気分になったので

色々なものがものすごい速度で変化していく時代だけど、本当に教育ってそんなつまらないことをやりたかったんだっけ?と思うのである。

生徒の顔をあまり見ようともせず好きなことばかりくり返す提案も人間のあり方を軽く見ている提案も、非常につまらないものを見せられている気分が強い。授業や教育ってそういうものでしたっけ。そういう反省のない猛進はとても疲弊させられる感じがする。

そんなつまらないものを見せられるくらいなら、金を稼げる力をつけると言っている提案の方が、潔くて清々しい。自分の役割と理想を宣言しているだけ、同意するかは別問題として、棲み分けできるしあまり気にしなくてもいい。

でも、「これは教育です」という顔をしてやってくる、不気味で無反省なものは、その暴力性に疲弊させられてしまっているように感じる。

 

とてもつまらないものを見せられている気がするから、自分は過去の実践だけを読んでいたくなる。

 

 

こういうまとめを読むだけでも、全然、今の嫌になるような猛進ぶりとは違うと感じるので、こういうことが大切なのだろうな、という地点を確かめられる。

 

例えば岩瀬直樹先生のこの本。

 

 

こういう一人一人の顔をじっくりと見取っていくような、そういうことがとても軽々しく、簡単にAIに代替されるかのような未来予想を述べる人たちとは仲良くなれる気がしない。

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