いつもの行き詰まりです。
良いアイデアが出てこないで唸っているところです。というのも、今月の日国の『国語教育研究』が「指導と評価の一体化」についてで……その内容を読んでいたら、授業をきちんとやるってどういうことなのだろう?と迷子になった。
基本的には、自分は割と早くから逆向き設計を教わったということもあって、三つ子の魂百まで、逆向き設計的な発想に偏りがちである。
とはいえ、授業の感触が上手くいっている部分とそうでもないところをしみじみと感じていることもあり…授業の設計が迷子になっている。
シンプルに熱中する授業を
自分の授業でよくないところが、やっているうちに段々と単元が複雑になっていくことである。
最初はシンプルに……と心がけているのに、やっているうちに生徒への負荷をどんどんと強めてしまい、最終的にはわりとグチャグチャと面倒くさい条件設定ばかりしている。
シンプルに一言で言い切って、終わりにする単元や授業展開を出来ない。
結局、ごちゃごちゃと指示を出してしまうのは、自分の授業の力量の問題である。書いてある通りにやらせようとする意識が強く働くし、それによってちゃんと教えたという思いを自分が持ちたいという発想がある。
卑怯だなぁ…と思う。