グダグダで始まった連休明け。
どうしてこうも連休明けに誰もかれも疲れているのか不思議である。
授業ものんべんだらりと始まったが…
だんだんとマンネリしている
「こころ」を丸ごと読んでいるけど、この期に及んでそもそも通読していない生徒が大半である。まあ、いいんですが、それは。
まあ、そうして行き当たりばったりでやっているとしんどいし、面白くないので段々とマンネリとしてくる。マンネリとしてくると手を抜いていくことになるわけだけど、わりと熱中している生徒もいるので、手抜きを誤魔化せている気でいるのかもしれないけど、ぜんぜん、そんなことなく、話し合いが停滞しているのである。
人はなぜ集団になると怠けるのか - 「社会的手抜き」の心理学 (中公新書)
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まあ、モチベーションも色々。分かり方も色々。濃淡は仕方ない。
しかし、手抜きはあかん。中途半端に理解して、話し合いに参加するので、交通整理が出来なくなる。
そうして、手抜きでやり過ごそうとするクセがついてしまっているのは、まあ、望ましくないわな。そして、去年から繰り返しぼやいているけど、どうも許されてきたこともあって、その手抜きの癖がなかなか抜けないようだ。
こちらとしても我慢だよなぁ……つまらない、失敗することを体験させて、自分でその台無しにする手抜きが損だと自覚しないと変わらないんだろうなと思う。みすみす失敗させるのがよいのかは分からん。でも、自分たちの中で手抜きが損だと体感しなければ変わらないだろうなあ。
それもこれも
結局、なぜ手抜きをするのかといえば、余裕がないからである。
余裕のないような予定を学校が組んでしまっていることを問い直すべきだろうと思うことはあるわけです。単純に少子化で生徒数が減っていることもあるので、同じ行事するのだって生徒の負担が激増しているんだけど……それも分からず、昔は出来たというのはなかなか傲慢な物言いであるが…まあ、気づかないのね。
生徒に任せて、自力で考えることを求めるには時間が掛かる。自力で決めてやってよいことだからこそ、後回しにされるという悲しさ。