こんな質問をいただきました。id:hachioooさん、ありがとうございます。
ハチ (id:hachiooo)
(略)
質問なのですが、ロカルノさんは様々な本を読み深められていますが、それらの本はどのようなきっかけで知ったり、どのような情報収集で購入を決めていますか。多種多様な本を購入されているということは、それ以前に様々な本を知っていることかと思います。教えていただければ幸いです。(忙しいねぇ……一学期が終わり、二連休 - ならずものになろうのコメント欄より)
あまり自分自身は読書家でもないのですが、それでも、自分がどのように本を見つけているのかということをまとめておくのは、自分にとっても役に立ちそうなのでまとめてみます。
偶然見つける
身も蓋もないことを初めに言ってしまいますが、自分が読みたい本を見つける一番多いパターンは「偶然」見つけるということです。
家から書店まで割と近くなので、週末に運動がてら出かけていくようにしていますし、車でちょっと遠出すればブックカフェが併設されているような比較的大きめな書店もあります。
また、出張で都内に出ることも多いので、ジュンク堂や紀伊国屋や三省堂なども行きやすいので、とりあえず目的がなくても書店には立ち寄るようにしています。
要するに、やはり実物を眺めていると見つかる情報は多いように感じます。新刊一つとっても、リストを眺めるのと実物を並べて眺めるのでは、やはり後者の方が購入意欲が湧きますし、面白い本を見つけられることも多いです。
こういう写真集を見るだけでもワクワクしますよね。
また、実際の書店でなくても、Amazonのレコメンド機能はかなり強力ですよね。同じ著者やジャンルの本が次々と紹介されてきます。鬱陶しい時もありますが、意外な連想がされることがあるので面白いです。
各出版社のTwitterが面白い
最近、バカにならないなぁと思っているのが、各出版社のTwitterアカウントです。例えば、こういう。
新刊の情報が流れてくるのはもちろん、それぞれの出版社のおススメの本やTwitter上の書評などが流れてくるのでかなり参考になります。
特に、町の書店ではなかなかお目にかかれない出版社のTwitterの情報などはかなり大きいですよ。例えば北大路書房さんや有斐閣さんとか……。
そんなに真剣にすべてのツイートを追いかけるつもりはないので、ツイートがたまたま目に入った時に自分の趣味に合った本があれば購入リストにいれるという感じでしょうか?
出版社に限らず、書店がTwitterアカウント持っているので、それらのツイートも結構参考になりますね。
新聞や雑誌の書評を見る
古典的な方法ですが、日曜日の新聞の書評欄や雑誌の書評も参考にしています。
学校にいると新聞は全紙見られるので、全社の書評に目を通します。雑誌の書評は「dマガジン」の恩恵ですね。
dマガジンのおかげで「週刊ダイヤモンド」や「東洋経済」などを読み放題なのですが、それらの雑誌の書評が、自分の普段の生活とは異なるものが多いので参考になります。
まあ、あとは学校の図書館司書さんと仲がいいので、その手の書評の雑誌は色々と紹介してもらえます。
向こうからやってくるのを待つ
キーワードを登録しておけば、それに関連する本の新刊の発売をお知らせしてくれるサービスです。変な本まで紹介されることもあるのですが、まあ、それも一興です。自分はRSSで情報を集めるようにしています。
Google アラート - ウェブ上の面白い新着コンテンツをチェック
広く拾うならば、Googleアラートですね。ただ、ちょっと雑多になりやすいのは難点。
考えてみるとあまり広くはないなぁ…
こうやって整理してみると、あまり本の見つけ方は多くはないですね。もう少し、趣味の幅を広げるためには、色々なイベントなどにも参加してみるのもいいのかもしれないですね。
でも、こうやって本の見つけ方を整理してみると、生徒へのミニ・レッスンのネタにも使えそうです。
ご質問、ありがとうございました。