ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

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教員同士で対話してみるということ

dialogue

企画していた職員研修が終了しました。

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自分で企画して、レジュメを作って、講師もして……と、ノリと勢いに任せて駆け抜けました。自分の説明のつたなさはともかくとして、とりあえず、生徒のパフォーマンスや自分たちの評価観を共有できたことがよかったと思う。

拙い説明だけど…

 

自分の説明は拙い。そりゃあ、そうだ。自分は別に専門家ではなく、少しだけあちこち出かけているだけの意識高い系教員でしかない。今回の説明も 

Q&Aでよくわかる!  「見方・考え方」を育てるパフォーマンス評価

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「資質・能力」を育てるパフォーマンス評価 アクティブ・ラーニングをどう充実させるか

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新しい教育評価入門 -- 人を育てる評価のために (有斐閣コンパクト)

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 がネタ本である。

でも、自分が批判される位置に立つからこそ、協力してくれる人がいるのも有難いことなのである。

勤務校において、自分は基本的には「新参者」であり「よそ者」に近い。それは私学ならではの事情があるのだけど、だからこそ、言えることや気付くことはある。たいてい、伝え方を失敗して反感を買うことのほうが多いのだけど、それでもそんな自分の話を聞いてくれる人がいるのは有難いことである。

続けてきたからこそ

 

三月のイベントで苫野先生が、「教員同士が青臭く話し合うことが重要だ」とおっしゃっていたことが、自分にとっては今年度とても大きな意味を持っている。

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大人同士が話すことが少ない、隣の人が何を考えて教育をしているかすらもわからない。そんなことの異常さを痛感させられたのが上のイベントである。

だからこそ、今年度に入ってから、なかなか上手く進んではいないけれども、自分から声をかけるようにして、校内でこうやって勉強会を企画・運営してきたのである。

今までは5人くらいしか集まらなかったが、今回に至ってはなんと二桁人数を達成できました。たまたま行事の巡りがよかったということも多いが、それでも忙しいなか、時間に都合をつけて集まってくれる方が増えたことが単純に嬉しい。

まあ…なかなか現実と直面して苦しい思いさせられることも多いのだけど、それでも少しずつ協力してくれる方が増えるのが本当に助かっている。

ちなみに、勤務校の専任の中だと自分は最も若い年代に当たる。自分より年下の専任は一人くらいしかいない。だから、相手はみんな自分よりも経験もある方々ばかりである。本当にそんな中、自分がやりたいというだけのことに付き合って下さるのは助かるのである。

実際に対話をしてみると…

 

今回はルーブリックづくりという「対話」の時間でしたが、やってみると色々と見えることはある。

まず、第一に、よほど生徒よりお互いの関係性がよくない(笑)せいか、対話がぎくしゃくしているのである。これはやっぱり丁寧に関係作りから始めないといけない職場なんだなぁとしみじみ。

第二に、教科や立場を越えて「こういう成果を出したい」ということは、共有しうる部分は多いということだ。こういうことができてほしい、こういう成果を出して欲しいという願いが共有できるのだから、授業の方法はともかくお互いに協力できることは多いのではないかと思われるのである。

第三に、これはルーブリックづくりのよさであるが、お互いの「評価の観点」や「教育観」を言葉にして共有していく過程で、お互いに気付きがあるということだ。なるほど、確かにこれを継続的に行っていけば、生徒を同じ目線で見続けて、支援していくことも可能になるだろう。

だから、基本的に「対話」という、いや、もっとフランクに接触を続ける、話し続ける機会を持つ必要性は大きいのだと思う。ちょっと、三月の苫野先生のおっしゃっていたことの意味が分かるようになってきた。

どのような教育が「よい」教育か (講談社選書メチエ)

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こうして、ちゃんと時間をかけて話し続けること、話す機会を持つことで、もっとこの職場で踏ん張れるんじゃないかと思う。

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