「羅生門」は遅々として進まないが、生徒の方が色々と論じようとしてくれるようにはなってくれているので、とりあえずは単元をやるよりも確実に成長しているのでよいとしよう。
ここに来て、一学期にちゃんと「三角ロジック」を教えておいたのが聞いてきている。ただの感想の言い合いではなく、議論になるために、根拠と意味付けを意識して話し合うということが効果的になっている。
授業を進めつつも事務作業
「羅生門」を微調整しながら、毎日、追い詰められながら授業を調整しているのだが、それだけに終始しているだけではすまないで、色々と作業しなければいけないなぁと思っているのである。
特に、持っているクラス数が多くて、自分の担任しているクラスをどうも放置気味になっているような気がする。もう少し、勉強のことや生活のことを話を聞いてあげて、色々と話していかないといかんよなと思っている。
別に結論を出さずとも、話を聞いて目を向けているということをちゃんと伝えないとなぁ。
自分のクラスを自分の王国にするつもりは全くないので、ホームルームはあっさりと終わらせるようにしたいところだし、自分以外の先生と自由に色々な関係性を持ってもらえればいいと思っているのだけど、まあ……担任が窓口としては一番、気安いところだよね。
ちゃんと話を聞いたり、とりあえずは相手してくれるという安心感は担保しておきたいとは思うのである。
行事を考えて運営する
今年になって忙しい理由の一つに、中途半端に仕事を引き継いで、色々なイベントごとを調整しているからということがある。外部との打ち合わせや当日の準備運営だとかが地味に忙しい。
そのイベントがちゃんと効果になっているのかということについては、検証しなければいけないのだけど、その検証がイマイチあまくてね……せめてデータを取って見直そうと思うのだが、そういうことが積もり積もって、首がイマイチ回らなくなってくる。
なかなか人から引き継いだというか押しつけられた行事をやるのは、モチベーションという意味でも、効果があるのかという意味でも、なかなかしんどい。
目の前にあるようなことをやりすごすためだけの、ソフトばかりを考えて消化していると、いかに流すのかという話になってしまう。
もっと長い目で、本質的に、どんなことをしたいのかを考えないとね……。